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リーズの結婚(ラフィーユマルガルデ)牧阿佐美バレエ団公演を観よう

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バレエ
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バレエ好きな南帆です。 

さて、皆さんはバレエというとやはり、

白鳥の湖のような、悲しかったり、美しかったり、

もしくはふわふわした妖精だったり、おとぎの国だったり、

そういう世界を思い浮かべますよね。

いや、ドン・キホーテとか、勇ましい恋物語もあります。

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実は、

典型的なクラシックバレエにも、コメディタッチの面白おかしい

演目もあるんですよ。

クラシックバレエですが、楽しい、人間物語ですので、

きっちりとした古典、ともまた違った雰囲気で・・・・。

 

それが今日ご紹介する、
 

ラフィーユマルガルデ 邦題 リーズの結婚

 
です。

ラフィーユマルガルデはフランス語で ”見張られた娘” という意味があり、

物語はフランスの片田舎の農場でのお話です。

1789年にフランスで発表されましたが、あの有名な振付家、

フレデリックアシュトンが1791年に 英国ロイヤルバレエ団に振り付け、

”Wayward daughter” (気まぐれな娘、わがまま娘)として

作品として確立されました。
 

さて、この邦題 ”リーズの結婚”

日本では ”牧阿佐美バレエ団” が上演権を持っています。

 
そして、6月に公演予定があります(^^♪

とてもコミカルで楽しい作品ですので、

まず、ストーリーからご紹介しましょう。

 
バレエは、ストーリーをざっくり頭に入れてから観に行くこと

 
これが楽しむコツ、でしたよね(^^♪

 

リーズの結婚(ラフィーユマルガルデ) あらすじ

 
第一幕
 
フランスの田舎の物語。季節は初秋で収穫の時期。

農家の一人娘リーズはおてんばで明るい女の子。貧しいけれど

人のいい農夫のコーラスとは恋人関係にある。

リーズの母親、未亡人のシモーヌは娘をお金持ちの土地持ち

トーマスの息子、アランとの縁談をまとめようとやっきになっている。

ある朝、リーズはコーラスの目につくよう、リボンを木に縛っておき、

そこへ現れたコーラスと楽しく時を過ごす。

するとシモーヌがコーラスを追い払ってしまう。 この日は

トーマスがアランを連れてくる日なのだ。

 
しばらくして、トーマスがアランを連れてくる。 アランはいわゆる

純粋だが、ちょっと間の抜けた子で、リーズは取り合わないが、

シモーヌはなんとかしようと必死である。。

 
とりあえずリーズの友人たちも一緒に、刈りで農夫たちが忙しく

働いている農場へ出向く。

農夫や友人たちが見守る中、目を盗んでコーラスとリーズは

幸せのパドドゥを踊る。

シモーヌに見つかってしまうが、シモーヌは皆におだてられて

木靴の踊りを踊る。

そんなこんなしていると、嵐が訪れて

居合わせた人たちは家路へ急ぐ。

最後にアランが自分の大切にしている傘を広げ、飛ばされて

しまうところで幕になる。

 
第二幕
 
リーズとシモーヌが自分たちの家へ嵐を避けて駆け込んでくる。

リーズはコーラスに逢いに行こうとするのだが、

シモーヌは家にカギをかけ、ポケットにカギを閉まって糸巻きを

始め、リーズに手伝わせる。

シモーヌが居眠りを始めたので盗ろうと思うが、失敗する。。。

農夫たちが刈った麦の束を抱えてシモーヌの家へ入ってくる。

その時こっそりコーラスも麦の束に隠れて入ってくる。

農夫たちが隠れたコーラスを残して去ったのち、シモーヌがリーズを

家に閉じ込めて交渉役人とトーマス、アランを呼びに行ってしまった間、

彼女はコーラスとの結婚生活を思い描く。それを観ていたコーラスが

束の影から飛び出し、二人はそこで改めて愛を確認しあうが、

シモーヌが戻ってきたので、彼女はコーラスを自分の部屋にかくまう。

シモーヌはリーズをも彼女の部屋に閉じ込めて、無理矢理にアランと

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結婚させるため、公証人と農夫たちを呼ぶ。

アランたちがやってきた後、シモーヌがリーズの部屋を開けると、

そこには花嫁衣裳を着たリーズとコーラスが抱擁をしている。

シモーヌは折れ、二人の結婚を認めると、トーマスは結婚の契約書を

破り捨て、怒って出て行ってしまう。

かくして農夫や友人たちに祝福され、リーズは幸せの真っただ中、

皆で家を出ていく。

そこへなくしたお気に入りの傘を探しにアランが忍び込んでくる。

傘を見つけてアランは大喜びで家を飛び出していく。

 

リーズの結婚 ラフィーユマルガルデ 見どころ

 
ストーリーをざっくり頭に入れてから、バレエを観に行くこと。

これはほんとなんですけど、

こうやってストーリーを文字にしてみると、

大体バレエのストーリーって、単純ていうか、なんでそうなるの???

みたいなのも多いです。(笑)

いわゆる、

ストーリーをして、観客を感動させる、

ストーリーありき、ではないんですよね。

ストーリーだけ読むと、で? どこが面白いの?

てなことも、あります。

 
でもやっぱりじゃあ、バレエの魅力は何かというと、

その単純な? ストーリーの間にはさまった、何か、なんですよね。

ストーリーとは別に、単純にダンサーの美しい踊り、表現、テクニックを

楽しむ場だったり。

 

言葉がない芸術ですので、

音楽と踊りのなんともやるせないコラボレーション、

ここでこれが来る、ってわかっていても毎回感動して泣いてしまう・・・。

 
って話がそれてしまったけれど、

このリーズの結婚、の見どころは。

ほとんど、楽しいお話の進み方です。

 
◆ おんどりたちの踊り
 
一幕の初めにおんどりたちの踊りがありますが、いきなり楽しい!

男性ダンサーたちが踊ります。

楽しい演目の幕開けです。

 
◆ シモーヌは男性が演じる

 
お母さんのシモーヌは男性が演じることで面白さが増しています。

シンデレラ、の二人のお姉さんを男性ダンサーが演じることがあるのと

似ています。

 
◆ 農場のコーラスとリーズのパドドゥ

 
ほのぼのとしたパドドゥなのですが、リーズの友人たちがリボンを持って

周りをまわる中、彼女は中心で後ろアチチュードで立ち、自力で一回転

するのは見どころですね。 これは、すごいです。

リーズの腕の見せ所ですね。

 
◆ シモーヌ、リーズ、コーラス。 そしてアラン
 
アランのバカ息子ぶりと、その周りの人たちの対応。

ほんとに、コントで面白いです。

 
◆ シモーヌの木靴の踊り
 
シモーヌが皆にそそのかされて木靴で踊る踊りも

可愛らしいです(^^♪

 

フランスの田舎の素朴な人たちの物語。

肩に力を入れずにバレエを観たい方、ぴったりです。

 

牧阿佐美バレエ団の公演が6月にあります。

 
1956年に発足した老舗のバレエ団。

クラシックを中心として、さまざまなレパートリーで観客を

魅了し、ダンサーの育成にも力を入れているバレエ団です。

日本のバレエ団ではリーズの結婚を上演できるのは

牧阿佐美バレエ団だけです。

二日間のみの上演です。
 

6月8日(土)
 
6月9日(日)
 
 
 
チケットはこちらで↓

チケットぴあ
 

牧阿佐美バレエ団 リーズの結婚 公式サイトはこちら ↓

リーズの結婚 牧阿佐美バレエ団

 
実は私も農民役で舞台に立ったこと、あります(^^♪

出てる方も楽しくなるほど面白かったですよ~~~

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