夜に急に右脇腹がズキズキ痛くなり、近所の病院に行って
相談したところ先生の態度に動転してしまった私。
検査の結果をお話ししましょう。
50代女性、胃の右横、肋骨の下部からその下あたりがズキズキ痛い。
ここまでのお話は、
では、ここから先、どんなふうに進んだのか、お話しますね。
ちょっと動転してしまい、
深呼吸しようにも、痛いし。
車で20分くらいだというので、タクシーで
紹介状を手に次の病院へ行きました。
事情があって、住んでいるエリアにも疎く、
一人は心細かったけど、まあなんとか病院へ着いて。
あまりにもパニクっていたのでしょう。
血圧をはかってもらったんですが、 上が161に・・・。
朝の病院では108だったんですけど。
診察室では年配の、優しい先生が待っていました。
![お医者さま](https://i0.wp.com/kibougaippai.com/wp-content/uploads/2018/12/2e1cb8b8d765d6422438fa6f221c3e3a_t.jpeg?resize=340%2C340&ssl=1)
CTスキャンを撮りましょうね。 点滴しながらやりましょうか
とすぐに、処置室へ通されて、CTスキャン用の上着に着替え、
造影剤の注入書類に同意、のサインをして、点滴をして
CTスキャンの部屋へ。
オペレーターの方が指示をしてくれて、その通りに
息を止めたり、緩めたり。
造影剤が腕から身体に入ったのが感じられ、少し
身体が熱くなりました。
そして、
終了すると、また処置室で待っているように言われました。
ベッドの上で転がって布団をかぶると、
いろいろなことを考えてしまいました。
その時間が異常に長く感じられ。
このままきっと、入院するんだろうな・・・仕事、どうしよう・・・・
長引くんだろうな・・・
とやっぱり恐怖に近い感情がふつふつと・・・。
そして、
しばらくたって、看護師さんが呼びに来ました。
![看護師さん](https://i0.wp.com/kibougaippai.com/wp-content/uploads/2023/10/nurse_cap.png?resize=352%2C400&ssl=1)
それでは身支度を整えて、上着はそこに置いておいてもらって
かまわないです。身支度が済んだら診察室へ来てください
あれ?
このまま入院だと思っていた私はちょっと??と。
もしかしてもっと詳しい検査が必要なので、また場所を変えるのかな。
と感じながら、着替えて診察室へ向かったのです。
右脇腹のズキズキした痛み。検査結果はどうだったのか。
診察室では例の年配の先生がゆっくりゆっくり、
話を進めてくださいました。
結局、この脇腹のズキズキ痛みの検査結果ですが、
CTスキャンの結果を見ながらの話で。
”肝臓に嚢胞という袋があって、液体が入っているんですが、
成長して、直径、13センチにもなっています。”
![お医者さま](https://i0.wp.com/kibougaippai.com/wp-content/uploads/2018/12/2e1cb8b8d765d6422438fa6f221c3e3a_t.jpeg?resize=340%2C340&ssl=1)
ほら、こんなに大きくなっているでしょ
CTスキャンの画像でも、白い影が大きく、場所をとっているのが
見て取れます。
”この嚢胞、っていう袋はどの臓器にもあって、人によって
大きさも数もさまざまなんですよ。
肝臓のやつがこんなに大きくなったんですね。”
”大きくなりすぎたので、他の臓器に緩衝して痛いんですよ。
どうしても痛かったら、今日人を集めて手術したほうがいいですけど、
もしなんとかなるようでしたら、年明けにしましょう。
ここへ、針を刺してドレーン(液体を抜く)することもできるし、
それだとまたたまってしまう可能性もあるので、
胃のほうから〇〇して、そうならないようにすることもできますよ”
先生の話を聞きながら、
もちろん、”おおごと” ではあるのだけれども、
私がいろいろ大きく考えていたこととは、少し外れた気がしたので、
ちょっとばかり、ほっとしたのでしょうか。
胃のほうから〇〇して、のあたりは聞き逃してしまいました(汗)
そして、そう、この日はお医者さん年内営業最終日、
だったのです。
![南帆](https://i0.wp.com/kibougaippai.com/wp-content/uploads/2023/09/83E06F47-B85B-4F75-A923-9204CC9E79FE.jpeg?resize=768%2C768&ssl=1)
では先生、今日はもう、帰れるのでしょうか?
![お医者さま](https://i0.wp.com/kibougaippai.com/wp-content/uploads/2018/12/2e1cb8b8d765d6422438fa6f221c3e3a_t.jpeg?resize=340%2C340&ssl=1)
そうですね、〇〇先生(最初に行った内科医の先生)に手紙を
書いてお渡ししますから、年が明けたら、行ってみてください
”
![南帆](https://i0.wp.com/kibougaippai.com/wp-content/uploads/2023/09/83E06F47-B85B-4F75-A923-9204CC9E79FE.jpeg?resize=768%2C768&ssl=1)
では、悪性であるとか、腫瘍であるとか、ではないんですね??
![お医者さま](https://i0.wp.com/kibougaippai.com/wp-content/uploads/2018/12/2e1cb8b8d765d6422438fa6f221c3e3a_t.jpeg?resize=340%2C340&ssl=1)
違います。良性のものです。
痛くなければ経過観察の様子見ですが、
大きいので、手術をお勧めしますね。
そのころになると、完全に身体から力が抜けていました。
お話によると、これは
肝嚢胞 (かんのうほう)
と呼ばれるもので、
腎臓や胆のうなど、他の臓器にもついている人もいて、
私の場合は、肝臓にあるものが特に大きく成長して
しまったらしく、50代の女性にはよく見られる疾患だそうです。
そして先生は加えて、
![お医者さま](https://i0.wp.com/kibougaippai.com/wp-content/uploads/2018/12/2e1cb8b8d765d6422438fa6f221c3e3a_t.jpeg?resize=340%2C340&ssl=1)
でもね、肝臓の機能にはまったく影響はないですよ。
”肝臓はね、全体の7分の1残っていれば、機能する臓器なんです。
見るとわかる通り、まだまだ余裕あるでしょ”
このへんになると、先生は ”よくあることなんだよな~~~”
という感じでお話されました。
肝嚢胞(かんのうほう)の原因はなに? ストレスや飲酒?
そして聞きました。
![南帆](https://i0.wp.com/kibougaippai.com/wp-content/uploads/2023/09/83E06F47-B85B-4F75-A923-9204CC9E79FE.jpeg?resize=768%2C768&ssl=1)
先生、原因はなんでしょうか? ストレスですか?
![お医者さま](https://i0.wp.com/kibougaippai.com/wp-content/uploads/2018/12/2e1cb8b8d765d6422438fa6f221c3e3a_t.jpeg?resize=340%2C340&ssl=1)
いえ、原因はありません。先天性の体質みたいなものですね。
ストレスは関係ないです。
![南帆](https://i0.wp.com/kibougaippai.com/wp-content/uploads/2023/09/83E06F47-B85B-4F75-A923-9204CC9E79FE.jpeg?resize=768%2C768&ssl=1)
え~~と、最近、急激に太ったんですけど、それは関係ないですか?
お酒とかもまったく飲まないんですけど・・・
![お医者さま](https://i0.wp.com/kibougaippai.com/wp-content/uploads/2018/12/2e1cb8b8d765d6422438fa6f221c3e3a_t.jpeg?resize=340%2C340&ssl=1)
飲酒もまったく関係ありません。
そうなんだ・・・・
ストレス、関係ないんだ・・・・
いいのか、悪いのかな・・・・
とりあえず、お話している間に気を取られて気もち痛みも
治まってきたので、
年明けに最初にお世話になった先生のところへ手紙を持って
行くことにしました。
![お医者さま](https://i0.wp.com/kibougaippai.com/wp-content/uploads/2018/12/2e1cb8b8d765d6422438fa6f221c3e3a_t.jpeg?resize=340%2C340&ssl=1)
なにかあったら、ラインとか電話、いつでも、していいですからね
と先生は連絡先を教えてくれました。
まとめ
このお話はあくまでも、私の場合、です。
右あばらの直下、胃の右の方にズキズキする痛みを感じて、
病院に行った場合の診断結果です。
(背中や背骨は痛くありませんでした。)
あばら骨、肋骨直下の痛みを感じてあせってネット検索した結果、
肝嚢胞(かんのうほう)、という結果にたどり着くことがなかったので、
一つの結果として、こういうこともある、と
もし参考になれば幸いです。
もちろん人それぞれ、色々違う結果も出る場合もあると思うので、
何かこのエリアだけでなく、
身体に違和感を感じたらぜひ、後回しにせずに受診することをお勧めします。
今思えば、最初の病院の先生、ちょい、リアクションが大きかったので、
思わず私も不安になってしまったのですが。。。
エコーの画もパンチがあったので・・・・。
とりあえず私の場合は、これからあと、
最終的にこの肝嚢胞を、どうするのか。
その後の状況は次の記事になります。
大事ではないのがわかって、とりあえず年を越すことを決めた私。
やっぱり息を吸うと痛いという状態が戻ってきました。
あと、げっぷをするとその規模によっては非常に痛い! です。
横にはなれるようになりましたが、
やっぱり、市販の痛み止めはあまり効きません。
そして、できるだけ身体の声を聴くために
痛み止めは飲まないでね、と言われていました。
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