こんにちは南帆です。
いやいや、しばらくブログを書く気になれないほど、憔悴していました(笑)
会社で、顧客に対して、
ここ三年ほどの業績発表をしろとのミッションを与えられたのです。
本当は一年に一回はやらなければいけなかったのですが、
しばらく顧客側もいろいろバタバタしていたようで ?
三年間も静かだったのですが、
ここへきて一気に依頼が来ちまいました (汗)
とてもとても重要なミッションなので、
会議やスピーチもなんなくこなす、
私の上司がやるはずだったのですが・・・。
今年は南帆さん、お願いしますよ
とあっさりおっしゃった上司。
え~~~!!!私には無理ですよ~~!
と反論をしてみたものの、
今年は俺も違うミッションが控えててさ、大丈夫、できるでしょ
と。
そんなあ~~~~!!!
私どもの顧客は米国人なので
業績発表は、
通じるように英語でやらなくてはいけません。
はい、
英語でプレゼン
です。
断りきることができないことが判明して、これは困ったぞ、と。
私のスペックと困った理由は 以下の通りです。
私の英語力スペックと困った理由
■ 所持資格
英検準1級、TOEICスコア 850
■ 顧客との英語での意思疎通
特殊な仕事なので最初は苦労したけど、今は会話で意思疎通はできる。
使い慣れたフレーズだとつるつるしゃべれるけど、すべてにおいて
完璧にしゃべれるわけではない。
文法は自己流でガタガタになる。(笑)
もちろん聞き取れない時もいっぱいあるけど、仕事に支障がなければ
スルーしている。間違っちゃまずいときはもちろん何回も
聞き返す!
■ 英語の読解力、ライティング力
契約文書やマニュアルも読むので
決して早いほうではないけど、まあ、今の仕事に関しては読解は大丈夫。
書くほうもなんとか通じる英語は書けてると思う。
今は辞書やネットで何でも調べられるしね!
資格だけ見ると、な~~んだ、初心者ではないじゃん、て思われるかもだけど、
やっぱり、資料を作って人前で発表する、っていうのは
結構別物じゃないかと思ったりしていました。
一つはやっぱり、やったことがなかったこと、
”そんな特別なことは頭のいい人がやること”
と思っていたんですよね。
それとよく思うのは
南帆さん、英語できるんだよね、今度会議があって、ちょっと通訳してよ!
って呼ばれるんだけど、
すごく専門的なことはアドリブではいけませんから!
なんでもありだと思わないでよ~~~!
ということなんですね。
いやいや、負けるもんか!
私は英語できるんだから!!
英語なら私に任しといてよ!
そういう方もいらっしゃるとは思いますが、
そういう性格じゃありません、私。(キッパリ)
仕事は一生懸命やりたいけど、
いや、英語も使って仕事したいとぼんやりと思ってはいたけど、
発表するとか、通訳とかそういうことまでやんなくていいよ~~って
そんなふうに思っていました。
会議とかの通訳だと言ったことを覚えてないといけないし、
それがなかなかできなくて。
わからなきゃわからないであたふただし(笑)
なんだか昔から、
できる人にはなりたいけど、引っ込み思案、みたいな。
そんな感じだったから、
そんな目立つ場所に立って
英語でプレゼンテーションをするなんて
考えてもいなかったんですね。
まあ言ってしまえば
日本語だってやだし。
飲み会でじゃあ皆さん、一言ください、って言われるのも
実はすっごく苦手で。
(例の上司はそういうの得意だからすぐ皆に振ってくる)
それと、
具体的には、パワーポイントですか?
あれもちゃんと触ったことがない !
ほかの人のプレゼンとかを見て、ああ、おもしろそう、と
思ったことはあったんですが、作ったことはなく。
ああ、困った困った。
これは困ったぞ~~~!!!!
しかもその時、
そのプレゼンまで
あと1か月しかありませんでした。
はっきり言ってほんとになんとか断る道はないかと思いました。
悩んで悩んだ挙句
英語でプレゼン 苦手だし きっと下手だけどやってみよう
ふっと心をよぎるものがあったのです。
私がこの仕事についたのは30歳後半、
それまでずっと専業主婦でした。
家庭の事情で働かなくてはならず、この仕事を得たとき、
最初は何もかもがわからずがむしゃらでした。
だんだん物事を覚えていっても、
業績を残すためにやってきたことは
自分にとっては生ぬるいことではありませんでした。
それでも何年もたち、
褒めてくれるお客様もでき、
何とか結果を出すことができるようになりました。
そこまでやってきたこの仕事の成果を発表するんじゃないか!
きっとできないことはない。
自分をアピールするチャンスでもあるぞ!
ということはもともと引っ込み思案なので
思っていたかどうかはわかりませんが、
完璧でなくてもいいから、
自分がやってきたことを発表してみよう。
そんな気持ちになってきたのでした。
少なくとも、
無理無理無理、 できません~~~!!!
というところからは
何とか脱出していました。
— 次回へ続く
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