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【2019】新国立劇場バレエ団公演 ラ・バヤデール 小野絢子・福岡雄大組

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バレエ
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こんにちは、バレエ好きな南帆です。

昨日お伝えした、新国立劇場バレエ団、ラ・バヤデール公演。

本日初日、さっそく行ってまいりました。

私はプリンシパルダンサーの小野絢子さんが一押し!!

美しく、エキゾチックなこの演目。

さて、感想を言いたいと思いま~~す。

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新国立劇場へ久々に赴く

 
最近は渋谷のオーチャードホールや、上野の東京文化会館へ

足を運ぶことが多かったのですが、

新国立劇場には久しぶりに行きましたけど、いやいや、

雰囲気が素晴らしい! オペラやバレエ、演劇のための

エンターテイメントスペースがとても、ノーブル(^^♪

 
次の演目の宣伝もやってま~す(^^♪ ↓

 

オペラシティなる建物も隣接していますが、こちらの

お手洗いをお借りしましたが、劇場とビジネスビルを

合体させたような、素敵な空間でした。

 

バレエを観る前にはおトイレを済ませましょう

 
そう、しつこいくらいに言っちゃいますけど、

この日も休憩時間にトイレは長蛇の列。

苦にならない方はいいんですけど、

並ぶのしんどいじゃないですか。

演目の余韻に浸りたいし。

水分はどうしても、お茶とかしちゃえば取っちゃうのは

しょうがないですが、

せめてチケットもいでもらう前に、外で・・・がいいですよ。

新国立劇場は初台駅からは地下で繋がって行けますので、

なかなかおトイレ、見つからないですけど、

お隣のオペラシティにはレストラン、カフェが入っていますし、

建物自体にもお手洗いはありますので、

新国立劇場の方が混んでいるようだったら、早めにそちらへ

行ってみてくださいね。

 

新国立劇場バレエ ラ・バヤデール 二キヤ、ソロル、大僧正登場。 そしてソロルがガムザッティとの結婚を承諾するまで

 
そこまで一繋ぎで演じられるのですが、

いやいや、やはり、思っていた通りの小野絢子さんの二キヤ。

勿論登場の際にはスポットライトがあたるんですが、

なくても一人、浮き上がるような存在感、そして同時に

透き通るような透明感も感じます。

これをオーラと呼ぶのでしょうかね。
 

私は牧阿佐美先生のお弟子さんの先生にバレエを習っていたことが

あるんですが、

小野絢子さんは出てくるだけでそこの空気を変えるほどの

存在感があるとのこと。

 
(ちなみに、振り付けは牧阿佐美先生です)

 
注: 牧阿佐美先生はご自身のバレエ団も持っていらっしゃいますが、
かつて、新国立劇場バレエ団の芸術監督でした。

 
福岡雄大さんは小野絢子さんとはよくベアを組まれる方ですよね。

彼のソロルは、とてもきっちりしていて、テクニックもいいのですけれど、

う~~ん、良くも悪くも、それ以上でも以下でもない感じ (あれ?きつい?)

 
後半の方になると、感情の動きが嫌がおうにも、あるので、

だんだん表現が出てくるんですけど、

この一幕で、ソロルがどんな男だかを、もう少しひねり出してほしかったですね。

解釈がいまいちだったかなあ・・・・。

 
小野絢子さんは身体のラインが美しく、彼女ばっかり見つめていました・・・。

 
そして、大僧正はもっといやらし~~い、生臭坊主がよかったな~~~。

って、配役見てみたら、菅野英男さん。

どちらかといえばまだ王子様キャラの方が似合いそうでした。。。。

 
一幕の二キヤとソロル。愛を確かめ合う二人。 ↓

 
そしてガムザッティの米沢唯さん登場。

彼女は、テクニックはたぶん、日本のバレエ団の中でも1、2を争うほどでは

ないかと思います。 特に回転。
 

う~~ん、もうちょっと、やな女オーラ欲しかったなあ。
 

この、ガムザッティの、

”私はすごいのよ、あんたなんて叶うわけないのよ”、 と
 

二キヤの

いやいや、ソロルは私を好きって言ったわ!!!
 

のくだり、

どこのバレエ団も振り付けはほぼ同じです。

だから、ダンサーの表現力によって、迫力が全然違うんですよね。
 

どうも一幕はみんな感情表現がおとなしかったような気がします。
 

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ちょっと顔見せてごらんなさいっ!!! あらやだ、美人じゃない!(by ガムザ) ↓

 
 

新国立劇場バレエ ラ・バヤデール 婚約披露宴

 
打って変わって華やかな場面。

一番、盛り上がるシーンですね。 

聞いたことある音楽、観たことのあるバリエーション、

そして最後はソロルとガムザッティのグランパドドゥ!

そう、テクニックのある唯さんはここで素晴らしいテクを

ご披露くださいました。
 

ソロルとガムザのパドドゥ ↓

 

客人の踊りに壺の踊り、そして、何故か準主役のように扱われる

銅像(ブロンズアイドル)の踊り。

ブロンズアイドルはやはり、テクニックが必要ですし、

崇高な雰囲気に場を変える存在感も必要。

ファーストソリストの福田圭吾さんはそこのところはばっちりでした。
 

個人的には 同じ、ファーストソリストの井澤諒さんの

ブロンズアイドルが拝見したかった!!!

(プリンシパル、井澤駿さんのお兄様です)

 
一つ思ったのですが、

牧先生の振り付け、カウントをわざと一つ、二つ、遅らせているのかな? と。

だから音の終わりと同時にばしっとポーズにならない。

そういう演出なのかな???と。

気のせいかしら。

 
あと!!

太鼓の踊りがなかったですね~~~。 これは盛り上がるのに!!

 
そして二キヤが出てきて、蛇に噛まれて死ぬシーン。

小野絢子さん、美しかった。 

席は遠かったですが、そのきれいなラインは遠くでも

よく感じました。

で、死んじゃったあと、ソロルが下座へ走って行ってしまったので、

これはなんてやつ!!! と改めて思った次第です。

 

ラ・バヤデール 3幕 影の王国 白いバレエ

 
二キヤの幻は32人でした。

このシーンはいつ見ても感動します。

バレエ団のコールドの力量が拝見できるので大好き。

素晴らしく美しかったです。

影の3人のバリエーションも、音楽性がとてもよくて

素敵でした。

3幕の、二キヤとソロルが踊るパドドゥの音楽は

バイオリンの響きがとても美しい。 

 
そしてこのあと、寺院の崩落シーンがあるのですが、

そこがイマイチ、パンチに欠けていました。

舞台セット、もう少し考えた方がメリハリがつくかもですね・・・・。

 
この寺院の崩落シーンは宗教上の理由とかがあり、

ロシアではカットされることが多かったようです。

Kバレエはがっつんがっつんやってくれていますが・・・。

 

まとめ

 

新国立劇場バレエ団は、

やっぱり、品行方正で美しい、という印象がとても残りました。

それが全部悪い、という意味じゃないです!

ピュアな美しさがある!

クラシックバレエはこれが観たい、という時がある。

 
比べるのはナンセンスだと思いますが、

振り付けも、表現も、Kバレエよりも、”あっさり” しているように

思います。

でもみんないつでもステーキやカツどんが食べたいわけでは

ないのと一緒です。 (何が言いたい???)

 
まだ今日始まったばかり。

明日は米沢唯さんが二キヤです。

 
当日行ってもチケット手に入るといいなと思います。

 
■ 3月3日(日) 14:00~
二キヤ 米沢唯  ソロル 井澤駿
 
■ 3月9日(土) 13:00~
二キヤ 柴山紗帆 ソロル 渡邉峻郁
 
■ 3月9日(土) 18:00~
二キヤ 小野絢子 ソロル 福岡雄大
 
■ 3月10日(日)14:00~
二キヤ 米沢唯  ソロル 井澤駿

 
■ チケット
新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999

 

今日のスケジュール ↓

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