こんにちは南帆です。
大人の方で、バレエを習いたい!と思ったとき。
それは始めるべき時です。50代でも60代でも関係ない。
身体が固い?
関係ありません!
是非始めていただきたいと思います。
バレエを習って、少しずつフレキシブルな体にしていきましょう。
そして音楽に乗って踊る楽しさに目覚めてください。
というわけですが、
習うためにも先生にお支払いするお金が要りますよね!
習い始めると ”発表会” なるものがあり、出ると
それなりにお金がかかります。
いったいバレエを習うのにはどのくらいかかるのか、検証してみましょう。
大人からバレエを習うお月謝などの費用はどのくらい?
身支度についてはこちらをご覧になってみてください。
お稽古ごとですので、お月謝、もしくは何らかのパターンで
報酬をお支払いする必要があります。
今、巷のバレエ教室ですが、だいたい以下のような形のお教室に分類
できるのではないかと思います。
個人のバレエ教室
いわゆる、昔からある、バレエの先生が個人的にご自身の地元
など(まあそうでない場合もありますが)でお教室を開いて
いらっしゃる場合。
先生はご高齢の場合もありますので、そこのお教室出身のお弟子さん等が
クラスを分けて受け持っている場合もあります。
そのようなお教室は以下のような料金体系が多いのではと思います。
✅ 月謝制が多い : 週 1回 7,000円、週 2回 14,000円 ~~~
✅ 光熱費 : 年にXXXX円、等個人のお教室にありがち。
✅ オープンクラス : 通い辛い大人のために1回2,500円くらいのチケット制併用の場合も。
子供の場合は週に5~6回受けられるクラスもあると思いますが、
個人のお教室では大人のクラスは週2~3回に設定されているところが
多いのではないでしょうか。
今は大人のためにもレベル分けされているお教室も多いので見学や体験にて
参加できるクラスを選ぶといいでしょう。
週何回通うかは体力次第。
お休みした時も振替ができるところも多いです。
主催先生のお人柄や考え方で
雰囲気が決まったりします。
一人ひとり丁寧にみて
いただけるところがいいですね。
大手のバレエスタジオ3選
大人のバレエ人口が増えているからでしょうか? 大人の方々
が通えるようなシステムを整えた、大人の方メインのバレエスタジオも
あります。
Kバレエスクール、アーキタンツ、AngelRなどが
それにあたります。
残念ながら東京都、神奈川県等関東地方中心のロケーションにはなってしまいますが、
これらはオープンクラスで、チケットを購入し、レベル分けされたクラスに
都度参加するスタイルのお教室です。
相場は↓ こんな感じ。
✅ 1レッスンチケット : 2,500円 ~ 3,000円
もちろん1回1回お支払いするのではなくて、何回分か購入しておき、
レッスンに行って消費するイメージです。
傾向として多く購入するほど、レッスン単価は少しずつ安くなりますが、
消費期限などもありますので注意することが必要です。
スタジオによっては生ピアノの伴奏が入るところもありますので、
そうするとレッスン単価は少し高くなります。
一クラス受け入れ人数は前は制限を設けていませんでしたが、
コロナ後は予約制になり、一クラスの制限を設けているスタジオが
殆どと思います。
忙しい大人にはこのシステムはいいですね!
チケットを購入して、行きたいときに行きたいクラスへ。
コロナ後は予約が必要なお教室も多いです。
生ピアノのレッスンは個人的にはとてもおススメ!
これら大手の代表的なオープンバレエスタジオ3つの特徴をまとめてみました!
詳細/スクール名 | Kバレエスクール | スタジオアーキタンツ | AngelR |
所在地 | 恵比寿、吉祥寺、大宮、横浜 | 田町 | 渋谷、表参道、公園通り |
入会金 | 全校共通 30,000円 ホーム会員 10,000円 |
なし | 15,000円(キャンペーンあり) |
料金形態 | チケット制。1バレエクラス 基本3,000円。5, 10, 15, 20 回券があり、多く購入するほ ど割安に。有効期限6週間。 |
チケット制。入門~初級は 2,500円、中級~上級は 3,000円。5, 10, 15, 20, フリーパスとあり、多いほ ど割安になる。有効期限1 か月。(10回は2か月も あり) |
チケット制だが月会費会員 制度。月2回5,500円か ら月24回36,960円まで 。ビジターは1クラ ス3,600円。 |
特徴 | ジャイロやプレポワント 以外はビギナーから生ピ アノ。 Kバレエの教育プログラムに 合格した教師陣。要予約。 年一回発表会あり。 |
入会金、予約なし。細かいレ ベル分けがあり、海外から も多くの教師を招致して いる。プロもよく来る。中 級以上のクラスは生ピアノ になる。発表会なし。 |
レベルの高い教師陣が日本 中から集まる。細かいレ ベル分けがある。中級以 上は生ピアノ。キャンペ ーンや発表会、イベント 等が多い。 |
参考:
以上、お稽古にかかる費用でした。
あれ? これだけ?
そうです。
意外と、普通の? お稽古事と同じくらいでしょ?
敷居は高くありません。
お金がかかる、というのは、ここからです (笑)
バレエの発表会にかかる費用の相場について
バレエを習うと、それをご披露する場、”発表会” があるんですよ。
それにお金がかかります。
発表会
発表会は1年に1回くらい開催されるお教室が多いです
おさらい会と呼ばれることもあります。
クラシックバレエの普段のお稽古はあの煌びやかな舞台のために
コツコツと地道に体を作り上げることなんです。
全ては舞台での華やかな舞台のための準備と言っても過言ではありません。
子供たちはお教室に所属すると、まず、発表会参加はマストです。
が、大人の方々は参加は任意なお教室が殆どでしょう。
お稽古とはまた違い、社会人だといろいろな大人の事情もあるので、
強制はされないと思いますので、参加しなければお金はかかりません。
そして、大人の方にはお声がかからないお教室もゼロではないでしょう。
そこは見学や、体験の時、是非確認してくださいね。
実際、発表会までは別に参加しなくても・・・と言われる大人の方も多いです。
でも!
コツコツお稽古してきたのだから、あの舞台に、綺麗な衣装を着て
お化粧をして、立ってみたい!!!
って思う方、もちろんいらっしゃるでしょう。
個人的には、1回は出てみたほうがいいですよ! とお勧めはしちゃいます。
なぜか、ということを語り出すと1週間くらいは語ってしまいそうですので
とりあえずおいといて、
では、実際、発表会に参加するといくらくらい、かかるのでしょうか?
結論から言うと、一人、
100,000円 ~ 200,000円
あたりが相場ではないでしょうか。
ちょっとざっくりすぎですかね・・・
これに何が含まれるのかというと、
* 衣装レンタル費用
* ゲストの先生方(プロの方)へのお礼
* お手伝いの方へのお礼
* お花代
* 振り付け、リハーサル代
* 当日のお弁当代
* その他
こんなところですかね。
なぜ 100,000円~200,000円というざっくりした値段範囲になっているかというと、
一つの発表会で何役踊るか、何を踊るか、何着衣装を変えるか、そしてお教室の
方針、などによってかなり違ってくるからです。
発表会の構成によって、2役、3役踊ることになるとその分のリハーサル、
レッスン料が増えますし、衣装のレンタル料も増え、もし男性と一緒に踊る
パドドゥの演目になりますと、男性ダンサーの方への出演料やリハーサル代も
必要です。(実はそうなると値段は跳ね上がります)
お教室の方針というのは、例えば先生があまりお金をかけないで行う術を
知っている方だったりすると、少し抑えめになります。親御さんたちが
ボランティアでいっぱい参加してくださったり。
で、
これとは別に、
お衣装の下に着るボディファンデ、舞台のお化粧品、タイツ、シューズ、
頭のネットなどは自己負担になります。
その一部を紹介すると・・・。
化粧品は普段のものでも高いですが、特殊な舞台のものとなるともう少し高いです。
顔に塗るものなので、人とシェアもしにくいですしね。
つけまつげも、100均でも買えますが、やっぱり、バレエ用のものは顔が映えますし。
これらを全部そろえると、トータルで10,000円前後はいきますね。
バレエシューズは普段のお稽古で履いているシューズは使用しません。
バレエシューズで出演の方はピンクのサテンシューズを購入する必要が
あります。 3,000円~くらいかな。
ポアント(トゥシューズ)で早くも出られる方は先生と相談ですね。
あとはお衣装を入れる袋・・・これも3,000円くらい。
大きな袋で間に合いますが、衣装を持ち運びする衣装袋も必要です。
これはね、大き目のボストンバッグ、旅行に使うコロコロ、ごみ袋?
を使う人もいます。お衣装の形を崩さないようにするなら
なんでもいいっちゃいいのですが、バレエにはまると買っちゃいますね。
それから、シューズの上から履ける足カバーも必要です。
舞台以外ではシューズのままで動けないのと、シューズの脱着には時間がかかるため。
化粧落としや頭のためのスプレー。
普通の化粧落としで大丈夫ですが、化粧が濃いので、結構大量に使用します。
頭に関するいろいろ。
当日はシニヨンを結って、カッチカチに頭を固めますので、スプレーやジェル、ピン、
ヘアネット等必要になります。
そう、バレエは舞台にお金がかかるんですよ !
非日常的なものですからね!
でもね、これが病みつきになる(笑)
かもしれません。
でね、ここで終わりではないんです。
発表会の写真やDVD
これももちろん任意ですよ(笑)
でも、実際買いたくなる人は多いんじゃないでしょうか。
私の場合は
やっぱりバレエは美しいものだから、自分は踊ることだけ楽しみたい、
みたいなひねくれたところがあるので、
購入していないんですけど。(笑)
やっぱり、自分の動きをちゃんと見て反省する!という方はいらっしゃいます。
尊敬ですね。
今はスマホなどがあるので、舞台裏でみんなで写真を撮ることは
許されていると思いますが、
舞台写真、動画は多分、許されていないのではないかな。
こちらはお教室が提携している業者さんが入って撮ってくれるので、
それを購入、となるんです。
これ、意外とお高いです。
写真一枚数百円、DVDは数千円、します。
これもお教室それぞれなので、確認が必要ですが。。
以上、発表会にかかる費用、というのは個人のお教室が
基本です。 でも最近、大手のチケット制のスタジオでも人数を募って
発表会を開いているところもありますので、強制ではありませんが、
だいたい料金体系は一緒だと思いますので、参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
バレエを習うと以上のような費用がかかります。
大きく分けると、
✅ お月謝。チケット。 レッスンを習うのにお支払いする報酬。
✅ 発表会に必要な費用。
これを一概に足すのも少しナンセンスだけど
こんな人が出てきて無理強いすることはありませんので、
是非是非、この美しい芸術に、足を踏み入れていただきたいと
思う次第です。
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