突然ですが、私南帆は、
クラシックバレエが、大好き!です。
自分自身が幼少の頃、習っていましたが、
それはそれは、ぷぷぷっ! のレベルで、
10年が過ぎても、美しい舞姫にはなれず。
それはそれは、酷かったのです。
どんな具合に酷かったかというと・・・。
まず、体型。
これは太った痩せたの話ではないんですね。
骨格から、筋肉のつき方から、全部、関わってくるのです。
股関節の可動域、広くなければいけません。
クラシックバレエはアンデオールと言って
外へ、外へ、開くかたちを求められるのです。
プロのダンサー自身ですら、日々のお稽古で自分に足りない部分を
常に意識して調整しているのです。
頭? 小さくなくてはいけません。
手足?バランスよく、長くなくてはいけません。
私?
背は低く頭の大きい、典型的な日本人体型。
しかも、手足が短くて。
唯一褒められていたのは、身体の柔らかさと、股関節の可動域でした。
私のバレエに対する憧れは人一倍強かった私ですので、
バレエに対する美意識も強く、
自分の姿に絶望?? してからは、逆に
バレエから一切、脚を洗い、
公演を見に行くことすら、しなくなりました。
目を背けて、自分の、他の可能性を見出そうとするようになったのです。
14歳でバレエを辞めてからは、普通にバレエ? ふ~~ん、て感じ。
しか~~~~し!!!
40歳を少し過ぎたとき、
住んでいるマンションにあるチラシが入っていました。
手書きのチラシで
”クラシックバレエを習いませんか?”
そこで、私のスイッチがまた、入ってしまったのです。
”大人になった今だから、好きなバレエを、自分の体型とかも気にしないで
習う事が、できるんじゃない?”
そう思うようになるのに、時間はかかりませんでした。
早速、体験レッスンに行き、久々の激しい運動に、くたくたになりながら、
懐かしい、充実した気持ちを再び、感じる事が出来ました。
バレエを習いたい!
今も昔も、美しいもの、芸術は周りにあふれています。
舞台芸術だって、ミュージカルも、歌舞伎もあります。
それがなんで、バレエなんだろう。
なんで、バレエが、こんなに自分の本能に訴えかけるのだろう。
考えても、考えても、理由は分かりません。
理由は 好きだから、です。
それしかないのです。
舞台装置、音楽、衣装、そして人間の極限の美しさを
これでもかと魅せてくれるバレエ。
その要素のどれが欠けても、ダメなのです。
せっかくバレエが好きな私ですから、
私の知っていることを少しずつ、書いていこうかな。
自分のお稽古のことも、
そして実際の舞台観賞についても。
素敵なバレエの世界を一緒に味わいませんか???
なんて、キザすぎますけど。
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