PR

ローザンヌ国際バレエコンクール2019 クラシックヴァリエーション

記事にプロモーション広告を含む場合があります。

バレエ
スポンサーリンク

こんにちは。

いよいよ、2019年、年に一度のローザンヌ国際バレエコンクールが

スイスのローザンヌで始まろうとしています。

実際の審査が始まるのは、現地時間2月4日(月)の朝9時過ぎですから、

日本時間でいうと、2月4日(月)17:00過ぎですね。

スポンサーリンク

ローザンヌ国際バレエコンクール2019 クラシックバリエーションのお題

 
さて、既にビデオ審査を通過して、ローザンヌの現地ボーリュ劇場に

集まる参加者の方々は、課題曲として、クラシックバリエーション1曲、

コンテンポラリー 1曲をそれぞれ選んで、踊りこんで用意してきています。

それを、有名な先生方に現地でコーチングしてもらったりして、

最終的に審査員に観てもらうのですが、

その曲目はコンクール事務局から、指定されています。
 

クラシックバリエーション、コンテンポラリーってなに?

 
バリエーションはフランス語ではヴァリアシオンとも呼ばれ、

バレエにおけるソロで踊られる、変奏曲のことを表します。

クラシックバリエーションというのはいわゆる、古典バレエの演目の中の

ソロの踊りを指すわけですね。

古典バレエにはアンデオール(外旋すること)や

爪先は必ず伸ばす、肩は下げる、などたくさんのルールがあり、

振り付けもバージョンはありますが、ほぼ指定されています。

対して、コンテンポラリーというのは現代舞踊で、抽象的な踊りを

指します。 身体を動かす際のルールもありません。

これからどんどん、新しい形が生まれていくことでしょう。

 

クラシックバリエーションの課題曲

 

では、ローザンヌ国際バレエコンクール2019年の

クラシックバリエーションの課題曲は何があるのか、

見てみましょう。ジュニア(15~16歳)の男女、

シニア(16~18歳)の男女と4種類あります。

ジュニア、シニアそれぞれの年齢にふさわしい

踊りがテーマになっています。

(ローザンヌ国際バレエコンクール公式サイトからの情報です)

——————————————————–
 
◆ 女子ジュニア (12 バリエーション)
 
ドン・キホーテ キューピッド (夢のシーンより)
ジゼル ぺザントのパドドゥからソロ 1幕より
ラ・バヤデール ファーストソリスト 3幕 影の王国より
ラ・バヤデール セカンドソリスト 3幕 影の王国より
ラ・バヤデール サードソリスト 3幕 影の王国より
海賊 オダリスク セカンドバリエーション
パキータ 1番目の女性バリエーション 1幕から
パキータ 2番目の女性バリエーション 1幕から
眠れる森の美女 フロリナ王女のバリエーション
眠れる森の美女 リラの精のバリエーション
眠れる森の美女 鷹揚の精のバリエーション
白鳥の湖 パドトロワのファーストソロ 1幕から
 
 

◆ 男子ジュニア (10 バリエーション)
 
コッペリア フランツ 3幕より
ジゼル ぺザントのパドドゥから 1幕より
ラフィールマルガルテ コーラスのバリエーション 
(アレキサンダーゴースキー版)
ラシルフィード ジェームズ 1幕より ボーノンビル版
ラシルフィード 詩人のソロ
ナポリ 最初の男性バリエーション
ナポリ ジェンナロのバリエーション 3幕より サードバリエーション
くるみ割り人形  王子のソロ 2幕より
白鳥の湖 黒鳥とのパドドゥからジーグフリードのソロ 3幕
白鳥の湖 パドトロワからソロ 1幕
 

スポンサーリンク

◆ 女子シニア (12 バリエーション)
 
ドン・キホーテ ドルシネア 2幕
ドン・キホーテ キトリ 3幕パドドゥより
ドン・キホーテ 森の女王 2幕
ジゼル  ジゼルのバリエーション 1幕より
グランパクラシック 女性バリエーション
ラ・バヤデール ガムザッティのバリエーション
エスメラルダ  エスメラルダのバリエーション
パキータ  エトワール 2幕
ライモンダ  夢の中のバリエーション 1幕
ライモンダ バリエーション 3幕より
眠れる森の美女 オーロラのバリエーション 2幕
眠れる森の美女 オーロラのバリエーション 3幕
 
 

◆ 男子シニア (10 バリエーション)
 
ドン・キホーテ バジル パドドゥより
ジゼル アルブレヒト  2幕より
グランパクラシック 男性のバリエーション
ラ・バヤデール  ソロルのバリエーション
ラシルフィード ジェームズ、2幕 ボーノンビル版
海賊  バリエーション パドドゥより
くるみ割り人形 王子 2幕
パキータ グランパ バリエーション
眠れる森の美女  ブルーバード
眠れる森の美女 デジレ王子 3幕

————————————————–

 
頭に書いてあるのは、(ドン・キホーテとか、ジゼル、とか)

演目名ですね。

その全幕ものの中から、ソリストが踊るバリエーションを

1曲選んで、披露するのです。

(一部、全幕バレエではなかなかやらない演目も入ってます)

 

まとめ

 
クラシックは、国際的に認知されたバレエ団の振り付けを採用するように

規則で唄われています。

ほとんどの振り付けは、多少の違いはあれど、同様です。

(〇〇版、というのはありますが)

そして、正確に、振り付けをなぞって踊っただけではダメなんですね。

それぞれ、全幕バレエの中の役柄を表現するわけですから、

踊ったら、背景まで見えてこなければだめだ、とおっしゃった方も

いました。

とはいえ、皆、まだ、そこまで熟しきっていない、15歳から18歳の

若者です。

かつての参加者、中村祥子さんは、カエルのようにベッタリ、

転んでしまったそうですし、

オニール八菜さんは踊っている最中にトゥシューズのひもが

ほどけてしまいました。

しかしながら! 今はお二人とも、堂々の大スターです。

ローザンヌ国際バレエコンクールはそこでの出来、というよりも、

伸びしろ、将来、を審査員の方は見てくださることで有名なのです。
 

 

それは、吉田都さんもおっしゃっていましたね。

吉田都さんも言わずと知れた、このコンクールでスカラシップをもらい、

羽ばたいていかれた方。

そして、今回、彼女は審査員(Jury)の一人として、ローザンヌで

参加者の皆さんを厳しく、そして優しく見守ってくださるのです。

 
参加者の皆さんが、この美しいクラシックバリエーションを

今の自身の持てる力を最大限に発揮して踊られることを

願ってやみません!

 
 
ランキング参加しています! よろしくお願いします(^^♪ 
↓  ↓  ↓  ↓

バレエランキング

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました