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大人バレエ 初心者の皆さんへ送る お教室例3その2 

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バレエ
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こんにちは南帆です。

私がここ10年間所属してみたお教室たちについて

書いてます。

これから大人バレエを習うにあたって、

なんとなく、ゆる~~く何かを感じ取ってもらえたら

幸いです。

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前回の続きです。

個人のお教室なのに、大人も子供もすごい人数がいる

お教室だったのです。

助手の先生の時は子供たちはべらっべらしゃべっていて、

騒々しくて、

こんなんでいいのか~~~とか思ったんですけど、

観ていると

中高生はみんな手足の長いバレエ体型で、

自分の番になるとしゃきっと踊っている。

昔はバレエの先生の前でお稽古中にしゃべるなんて

もってのほか、だったのにな~~なんてことを考えつつ、
 
 

発表会の出演者募集があり、

やはり、大人は自由参加でしたが、

私はもちろん参加。

出し物は、

小品集が一部で、

二部は、英国ロイヤルバレエでもたびたび上演される、

とっても明るく楽しいあの全幕もの。

フランスの田舎の物語です。

配役も発表され、私は多くの大人の方々と一緒に

農民のコールド(群舞)。

すごく嬉しくて、気持ちも上がりました。

長く続けている大人の方々の中には

小品集でバリエーションを踊ったり、

パドトロワ(男性を交えた3人の踊り)に配役されている

方もいましたね。

私は発表会のリハーサルを観るのも大好き。

振り付けしたり、練習したり、舞台が出来上がっていく行程。

ワクワクします(^^♪
 
 

リハの時間も決まり、お稽古に向かうのですが。

なんとなく、私、そのちょっと前から、

違和感を感じていたんですね。(笑)

 
 

お稽古でだんだん顔を合わせることが多くなって

よろしくお願いします、って言って

話したりした人と

次のお稽古の時にエレベーターで乗り合わせたり

するじゃないですか。

その時にご挨拶しても、

”あ” みたいな。

なんだか、そっけないというか。
 
 

いや、私、あまり最初から人とお近づきになって

仲いいよね~~、みたいなのは得意じゃないので、

最初は全然気にならなかったんですよ。

どちらかというとある程度の距離は持っていたい

ほうですし。 (笑)

でもずいぶんたってからも、

お稽古の時に

更衣室に入ったときにご挨拶しても

話をしてたら知らん顔だったり、

ちらっと見るだけだったり。

まあ、お稽古しに来てるんだし、そんなの

まあいいや、でマイペースでやってたんですけど。

 

そしてよく見てると、

大人も人数がすごく多いので、何気にグループが

できてる(笑)

古株の人のいるところが決まってたり、

その古株の人たちに向かって

違うグループの人たちがなんだかとってつけたような

お世辞を言ってる。

”いや~~、〇〇さんは、綺麗だから~~”とかなんとか(笑)
 
 

そんな中での今度は発表会のリハーサル。

今度はコールドでパート別にグループで振りを

覚えなきゃいけないところもあるから、

(そこは大人バレエでなかなか皆振りが頭に

ちゃっちゃと入らない)

自主練とかするんだけど、

古株の人で覚えきれない人がリーダーシップとって

”じゃあ、練習しよう”

とやるんだけど、私、呼ばれてなかったり(笑)

その人が違うこと言って、

”あれ?こうじゃなかったっけ?” って言うと

”いや、そうじゃない” とか・・・。

”そこは違うからこうして!” って言われたりとか。

それも違うと思うんだけどな・・・(笑)

 
 

そして一番古株の人がなんかやると、

皆で拍手して大喜び、みたいな。

私はなんとなく、

”な、なんだ、この力関係は・・・・・”

と感じ始めていました。

まあそれでも振り付け自体は

メモを取ったりして、なんとかついていける感じでは

あったので、

このリハ全体の雰囲気を楽しむようにしていました。
 

でもおかしかったことがあって。

出だしの振り付けで、

大古株の人がみんなにマイムで話しかけるシーンが

あるんですけど、

なんかね、その人、私の方だけ見ないんですよ。

先生にそう振り付けられているのに。

なんだかうまく音を外してとって

あからさまに見てこない。 

 
 

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え~~、こんなのあり???

その人は普段あいさつしても、いつも、無視。

綺麗で結構バレエも上手な人なのに、

変な人だな~~~と。

別に普段はどうでもいいけれど、

これ、振り付けだろ!!

で先生も何も言わないのは、

そのへんはなんかあるのかもしれないしな、と。

(会社みたい(笑))

まあ、何かあるんでしょう。

同時期に入った人とか、お世話好きな方もいて

仲良くなった方もいましたけど、

私の職場は男性ばかりの、それはまたそれで

問題もある職場ですけど、

久々の女だらけの団体。

その雰囲気からどうもいや~~~なオーラを

感じ取るようになっていきました。

ある時そのグループ練習のリーダー? が

バレエに熱心なので、

男性ダンサーとのパドドゥを踊る機会に

恵まれたと聞いたので、

私、もちろん憧れがあったので、

”わ~~~、頑張ってくださいね~~~、

できたら観に行きたいな~~”

って言ったら、

”観に来なくていいですよ”

ってばっさり !!!(笑)

 
 

発表会自体はまあ、

連絡なども普通にスムーズでしたし、

私が楽しみにしていた、

”舞台を作っていく”

という場面も観ることができたので、

それはそれでよかったです。

そして男性プロダンサーもいっぱい出演したので

目の前で素敵な踊りをたっぷり拝見(^^♪

お借りしたお衣装も素敵で!

ああ、こんなに舞台って素敵(^^♪

と改めて思ったのでした。
 
 

でも舞台が終わった後、ちょっと考えました。

会社じゃ、ないし。

特別に嫌なことがいっぱいあるわけじゃない。

まあ、こんなことは、実はバレエ界には??割とあること?

熊川哲也さんも、

”バレエは嫉妬の世界でもあるしね”

とおっしゃっているし、あ、これは嫉妬じゃないけど、

なんか、女同士っていうか。

それこそ昔は人のトウシューズに画びょう入れたりとか!!!

”主役争いでは” そんなこともあったみたいだけど、
 
 

でも

はっきり言って、

こ~~んな大人バレエのみ~~んな似たような

ひらひら~~なのに、

”新参者とは関わりたくない” のか、

”年功序列なんだから古株にはちやほやしろ”

なのか、なんだかわからない空気が

蔓延している女の園。

大好きなバレエなんだから、

やっぱり気持ちいい空間で、

チームならばチームでやり遂げた達成感を味わえるような

そんな場所へ行きたいと思いました。

ベタベタとしたお友達空間というのではなくてね。

(前も言いましたがそれは実は苦手です)
 
 

習うお教室の周波数に合うかどうか、もとても

重要だと思います。

私は 全幕に出させていただいたよい思い出を胸に、

そのお教室を退会しました。
 
 

*** おまけ

いまだに不思議なのは、

なんでこのお教室はこんなに大盛況だったのかな、

ということです。

子供さんはご挨拶はできたけど、

練習中はがやがやきゃぴきゃぴで

バレエ教室としては考えられない!

そして、

お教室の代表の先生は、もちろん踊れる方、ではありますが、

背も低く、ちょっと太めで所謂、バレリーナでは、ない。

でも指導力があるのか、

バレエ界に顔が利くのか、(結構ここ重要。意外と狭い世界です)

大人もたくさん習っているし、

子供さんもコンクール等でたくさん入賞させています。

明るいお人柄、というのはあるかもですが、

それだけで、こんなに?

普通に厳しい時もあるし、、、
 

そうそう、人数が多いせいか(発表会出演100人以上)

発表会費用は

100,000円かからなかったかな。

まあ、1役だけでしたけどね。

お化粧もしていただけましたしね。
 
 

私はこのお教室に関しては、

どういう魅力がこの先生やお教室にあるのか、

生徒を何故集められるのか。

未だに考えさせられています。

 
 

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