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バレエの発表会に大人は出る?出ない?かかる費用や練習時間はどのくらい?

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バレエ
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こんにちは南帆です。

 

バレエの個人のお教室、そしていくつかの大手のスタジオでも

”発表会” というイベントを

一年、もしくは二年に一度行っているところが多いです。

日々のお稽古の成果を作品という形でご披露できる機会で、

大人の方々も、先生から出演のお話があるのではないかと思います。

 

最寄りの市民ホールなどを借りてご披露するのが一般的ですね。

 

大人の方がバレエを習い始める理由は人それぞれだと思うのですが、

発表会っていったい、どんなものなのか、費用やリハーサルなど、いろいろ

見ていこうではありませんか。

そして、発表会に出るか、出ないか、判断してみましょう。

 

 

南帆
南帆

結論を言ってしまうと、私は1回は出てみることをおススメします。

 

私 南帆は・・・

・4歳から14歳までお教室でバレエを習っていた
・40歳過ぎてから改めてバレ活を始めた俗にいう ”再開組”
・アラカン。バレエ鑑賞も大好き。人生一周回ってバレエのない生活はありえない。

 
 

バレエの発表会ってどんな感じ?

 
今は大手のスタジオもオープンクラスのみならず、発表会の
ようなイベントをやることもあるので一概に言えないのですが、
個人のお教室で行われるいわゆる ”発表会” というのは以下のような構成です。
(あくまでも多く見られるサンプル、ということで)
 
第一部 : バレエコンサート
      子供さん、大人それぞれグループやソロなどに分かれて踊る。ストーリーなどはなく、
      それぞれのレベルで踊れるものを振付をいただいて踊る。1曲3~5分。

第二部 : ”白鳥の湖、など幕物から一部”   
      ストーリーのある幕物の上演。人数の多いお教室だと全幕上演することも。
           

 
 
バレエコンサートも幕物もお教室の人数が多ければボリュームが大きくなります。
例えばバレエコンサートだけで2部まであったり、幕物は全幕やったり。
そしてプロ、もしくはプロ級の男性ゲストに来てもらってコンサートでパドドゥを
お願いしたり、幕物の人物を演じてもらったりするんですね。
なので本番はとても華やかになります。
 
大人の初心者の方が参加、という形ですと、このバレエコンサートで1曲踊り
そしてその後の幕物で何か一つ役がつく、というパターンが多いのでは
ないでしょうか。
 
初心者さん
初心者さん

なるほど、二つくらい違う役を踊るんですね。

* パドドゥ・・男女二人一組で踊る踊り。
 
先生は会場を押さえる関係上もあり、発表会の日にちは早めに決めて、
そこから逆算してリハーサルを始めていきます。
だいたい、発表会の ”6か月前” くらいから実際の踊りのリハーサルが
始まると思っていいと思います。
 
ですので、その前に大人の皆さんにも、出てみませんか?と
声がかかります。
 
 
南帆
南帆

もしかからなかったら、普段のお稽古に普通に邁進しましょう!

 
勿論オーケストラなどはありませんので、音源は普通のCDになりますが、
会場ではスタッフさんが背景、小道具や照明の打ち合わせもして
かなりの人が動きますし、お衣装は殆どレンタルになると思いますが
サイズを測ったりお直しをしたり。
一大イベントになりますね。
 

バレエの発表会、参加を迷ってしまうけど・・・

 

発表会は1回参加してみると経験値ができて次からはああ、やめておこう、

とか、よし、頑張って次も出てみよう、とか思えると思うんですけど、

迷ってしまうのはやはり経験がなくてわからない、とかですよね。

ではその要素を考えていきましょう。

 

まず、ほぼ殆どのバレエ教室では大人の発表会参加は ”任意” となっていますので

ご安心ください。

 

心理的な問題。まだ始めたばかり、恥ずかしい、みっともない・・・

 

 

まず、心理的な問題には以下のようなものがあるのではないでしょうか?

 

✅ 習い始めたばかりで、まだまだ全然、できてないし、恥ずかしい。
✅ 緊張しいだから、あんな舞台に立つのはプレッシャー以外の何物でもない。
✅ こんな体型で見苦しいから衣装とか着て人に見られることに抵抗がある。
✅ 自分だけ覚えられなかったり下手だったり比較をされるのが嫌。
✅ 私は健康維持が目的だから、発表会はもともと出たいと思っていない。

 

どうでしょう? どれかにあてはまりますか?

う~ん、これらをもし全部本気で思っているのでしたら、発表会参加は

辞めておいた方がよいかもしれません。

ですが!

 

上から4つ目までは、そうは思っているけど・・・どうにかなるなら誰か

背中を押してくれないかしら・・・  っていうふうに聞こえます(笑)

 

5番目はもし本気なら、マイペースにそのように行きましょう。でも

5番目も気が変わる可能性はあるとは思いますけどね!

 

まず一つに、先生は発表会に出られないだろうと思う人には声をかけません。

先生が声をかけるということは、照明を浴びて、衣装を着て、発表会に

出られますよ、ということなんです。

 

バレエを始めたとき、身体さえ柔らかくなればいいと思いました?

バレエが美しくて、素敵で、あんなふうに踊れたら、ってどこかで思って

始めたんだと思うんですよ。

 

どんなに身体に恵まれた人でも、多少の差こそあれ、皆同じ!

ご縁があって、バレエを始めて、毎日コツコツお稽古して、少しずつ

身体のラインが奇麗になって、という成長を見ながら先生はあなたになら

これができる、と見込んで作品を選び、振付け、お衣装を選んで

くださり、それをご披露できるわけです。

 

 

バレエが上達する

 

これはホントです。

バレエのレッスン自体はとても地味な基礎を積み重ねて

バレエの身体を作り、踊れるように、進められます。

 

安心してください。

間違っても始めたばかりの方に

”トゥシューズ履いて、真ん中で一人で踊りなさい”

という指令は出しません。
 
(ある意味、そこは目指したいところですが)
 
 

ですけど、

やっぱり、お稽古とは違いますので、今まで習ってきたパ(振り)より、

少し発展した振付をいただけると思うんです。

すると、

今までやってきたことが、どのように生かされるかが

分かって、結構感動しますよ。

 

身体の使い方から、感情を込めた手の動かし方。

幕物だと役がつきますので・・・。

 

そして、お稽古場ではない、舞台でそれを表現するということで、

何回もの練習を通し、レベルアップにつながります。

 

バレエはやはり、

 

初心者さん
初心者さん

舞台で何かを表現してこそ!

 

成長するんです。

 

バレエを始めた醍醐味といいますか、勿論すぐにうまくはいかなくても、

普段のお稽古より少し難しいことにチャレンジしてそれを追求して

いく姿は美しいし、人と比べるものでもありません。

 

練習していくうちに本当に身体のラインが変わって綺麗になったりも

しますよ🎵

 

 

物理的な問題。大人バレエの発表会の費用、練習時間について

 

発表会の費用について

 

先生にお支払いする費用

 

え~~~、これは確かに、安くはないですね。

だいたい、大人の方でも、一回2役いただけるとすると

 

100,000 - 200,000円

 

が相場でしょうか。

バレエを習う費用、というところにもまとめてあります。↓

 

 

 

これはいちがいに何にいくらかかる、とブレークダウンできないのが

厄介だったりしますが、だいたい以下の費用が計上されています。

この金額の幅の広さはそれぞれの費用に幅があるからです。

先生の顔が利いてボランティアさんがお手伝いに来ていただけると少し

抑えられる、とかゲストの数、とか、派手にやらない、とかいろいろあります。 

 

 

* 会館を借りる費用(照明、大道具等のレンタル含)
* 衣装レンタル費用
* ゲストの先生方(プロの方)へのお礼
* お手伝いの方へのお礼
* お花代
* 振り付け、リハーサル代
* 当日のお弁当代 
* その他

 

舞台を作るためにかかる費用ですね。

そしてこれはだいたい一括か2回ぐらいでは払わなければならず、

”ローンで” というわけにはいかないことが多いです。

なので、そこに対応できず、発表会代が払えない、となると

少し物理的にきついかもしれませんね。

 

そしてこれは先生にお支払いする金額であって、

細かいことをいえばここにカバーされない、個人で用意しなければ

ならないものもあります。

 

個人で支払って用意するもの

 

1. 化粧道具と頭関係

 

これは人とシェアできないので、買うことになります。

私は最低限のものにしたかったのですが、やはり舞台映りが違うので

ファンデーション、アイライン、アイシャドウ、パウダー、つけまつげ

購入しました。 ほほ紅、口紅は発色のいいものであれば安いもの

でもよいと思います。特につけまつげ! 100均でいいんじゃない?

と最初は思いましたが、是非チャコットのばっさばっさのものを付けてください。

顔が変わります🎵 ブラシなども安いものでOK.

一回買えばあまり減らないので何回でも発表会に出てください^^

トータル 10,000円弱。

 

 

頭ですが、ヘア飾りはお衣装とセットのはずですので気にせずに。

ただカチカチのシニヨンに結いますのでゴム(100均でOK)

ヘアネット、ヘアジェル、ヘアスプレー、ワックス、櫛、ヘアピン

等のアイテムが必要になります。

このあたりはヘアネット以外はバレエショップである必要はないので、

お手頃なものを買いましょう。

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2. ボディファンデーション、バレエシューズ、足カバー、衣装入れ

 

これはレッスン着のところで購入していれば

それで大丈夫ですが、ない方は必須。 お衣装は直に着れないんです。

 

バレエシューズも普段のお稽古のものは履けません。

サテンのものを推奨するお教室が殆どと思います。

3,000円前後。

ポワントなら履きなれたものでOK.

 

 

足カバーが何故必要かというと、シューズは舞台上でしか

履けないことが多く、控室や廊下などではスリッパなどを

履くことになるのですが、シューズは履くのに時間がかかるためと

足を冷やさないようにするためにカバーが必要になるんです。

これは大き目の靴下でも代用はできます。

 

 

お衣装を入れる袋も要ります。これは大きい袋があればそれでも大丈夫

です。が、お衣装に特化したものだとそれはそれで安心です。

 

どうでしょう、

全部トータルすると自分で用意するもので数万円はいきます。

 

 

勿論、

何回も言いますが、

普通のお教室なら、任意参加です。

お金のことは現実問題ですので、

 

あの人、出演しないのよ、や~ね~~

なんてのはないはずです。

断りづらい雰囲気はないと思いますが、そこはマイペースで

良いのです。

 

 

リハーサルに通いきれるかな?

 

あ~~、これは考えてしまうかもしれないですね。

なんたって大人には事情がいっぱい。

お仕事で忙しい方、

お子さんが小さい方、

 

その他もろもろでリハーサルに毎回出席できるか・・・・。

 

これはですね、

やはり、少しでも出演したい気があるのであれば、

先生にまずご相談ですね。

リハーサルの曜日、時間帯。 そして何時から何時までか・・・・。

発表会フェーズに入ると、普通のクラスにプラスして発表会の練習が

スケジュールされます。その分お稽古の回数が増えます。

ただ 

大概のお教室は、週末にまとめて長い時間行うとか、大人の事情も

踏まえてスケジュールを組んでいただけるところが多いと思います。

 

”平日の夜に新しい振り付けを行いますので集まってください。”

っていうのは聞いたことがない。 うん。

先生にスケジュールの傾向を聞いてほんとにリハーサルに参加できるのか、

改めて考えてみましょう。

グループで踊る踊りですと、初期の振り付けの段階で出席がなかなか

できないと他の人に迷惑がかかったりしてしまいますので、

そこは現実的に考える必要はありますね。
 
 

私は、子供はある程度大きくなっていましたが、

仕事はばっちりフルタイムでしていました。

でも、発表会に出たお教室は週末にまとめてリハをしていたので、

穴をあけることはありませんでしたね。

むしろ、一緒に出た人と仲良くなって、

どうしてもダメな日は振りをノートに書いてもらって

後で教えてもらったりしました。

なかなか覚えられなくて、

リハ後に神社で練習したりもしましたね(笑)
 
 
ほんとうに出られる日数が少ないのか、

1日、2日お休みするときに助け合えそうなのか、

事情によっては

やはり無理はできない時もあると思います。

本番が近くなってくると、

ゲストの先生方がいらしたり、衣装をつけてやったり、

今までパート別の練習だったのを、レベランスなどを交えて

通しの全体練習になってきたりと、

かなり濃厚かつ頻繁なものになってきますので、

やはりそのあたりになると、休むとご迷惑になってしまったり

しますので、

できるだけ先生に最初に伺っておくのが賢明でしょう。

 

 

大人の発表会でトラブルが起こることはない?

 

出ました~~~。最後にこの項目ですか。

私は40代でバレエを再開して、何回か発表会に出てきました。

それはお教室の中の発表会あり、個人的にバリエーション(ソロ)で

催し物に出たり、大手スタジオの発表会に参加したり。

 

自分は酷いトラブルに巻き込まれたことはありません。

ただ、お教室によって、フレンドリーではなかったり、理解が

食い違ったりしたところはありました。

でもだいたい自分と離れたところで ”こんなことがあった” ということを

人づてに聞くことが多かったですかね。

 

✅ あの人があの役をもらって、私がこの役などは納得できない
✅ あの人が下手だからペアを組む私が上手く踊れない(と先生に言いつける)
✅ そしてその相手の方も同じことを言っている。
✅ 上記を根に持ってお互い口を聞かない、もしくは喧々諤々。

 

大人のおばちゃんたちの集まりは大変ですね。 怖い!

でも、結局、例えば上のことを例にとったとして、先生が与えてくださった

役、振付を真摯に練習して最高のものにする、というのが

私たちのミッションなので、お互いを批評するような権限はないんですよ。(笑)

 

バレエの世界では例えば実力に大差がなければお稽古をまじめに

きちっとやっている人をいい役につけたり、お稽古回数が多い人に

いい役を振ったり、ということは普通にあります。

あの人より私の方が上手いのに、という自分の判断はするだけ無駄です。

 

今は自分の好きなレパートリーを選んで舞台に出演する、ということも

できる時代です。そういうところを選んで一生懸命練習するのも

ありですよね。

とにかく、発表会に出るのなら、いただいた役と振付をまず

覚えて美しく魅せること、団体の踊りならプレーシング等で

周りと協力していい作品にすること、それを考えていれば

いいのです。

何か自分が巻き込まれたとしても、信念を持ってその姿勢でいきましょう。

 

それから、番外編のエピソードですが、

私は発表会のないお教室にいたときに、他の個人のお教室の発表会に出たくて、

掛け持ちで籍を置こうとしたことがありましたが、

そこの先生は、他のお教室と掛け持ちしているかどうか” は

とても気にされていて、
 

”他のお教室に籍を置いているということは私は全然構いませんけれども、

そのお教室の先生へご連絡をして、お許しが出ないと

うちの発表会にでていただくことはできませんので、

私からご連絡をしてみます”

と義理を立てる、というか。

そういう先生もいらっしゃいました。

狭い世界ですので、どこかで通じている可能性があるのですね。

これは私も気を付けないといけないと思ったことでした。

 

まとめ

 

どうですか? 気持ちの面、物理的な面、

考えることはいろいろありましたね。

心理的なものがブレーキをかけているのだとしたら、

今一度ゆったり考えてみることをお勧めいたします。

費用やリハの日にちについても、どう思われましたか?

 

自分のために努力した時間、

仲間たちと励ましあいながら作り上げる時間、

皆さんの前で、綺麗なお衣装とお化粧をして成果を観ていただく喜びは

バレエ好きなら、何にも代えがたいものです (笑)

 

この素晴らしいバレエ芸術の

”発表会”

南帆
南帆

是非一度は体験してみていただきたいな~

というのが私の意見でございます。

 

 

 

 

 

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