Kバレエカンパニー

Kバレエカンパニー シンデレラ公演拝見 高橋裕哉、矢内千夏ペア

目安時間 10分

Kバレエカンパニースプリングツアー
 
”シンデレラ”
 
マチネで山本雅也さん、成田紗弥さんの公演を

拝見し、

ソワレの高橋裕哉さんと、矢内千夏さんの公演に

臨みました。

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マチネとは昼公演、ソワレとは夕方の公演を言います。

この日は私、Kバレエに移籍された二人のダンサーに

特に注目しようと思っていました。

一人目は、

 
成田 紗弥さん

↓ こちらに少し、書いとります。。。
成田紗弥さんのシンデレラ

 
そして二人目は、ハンガリー国立バレエ団からの移籍組、
 
高橋 裕哉さん。
 

Kバレエ シンデレラ 矢内千夏、高橋裕哉ペア

 
高橋さんは誰かに似てる、誰だっけな・・・と思っていたら、

分かった!!

 
あの、久保田利伸さん。
若い方はご存じないかな。
 

彫が深くて、少し、エキゾチック?な容姿。
カルメンの時エスカミーリョを演じられたのですが、
私はその回を拝見できなかったので、
今回は主役の王子様、ということで
期待でワクワクです。

 
そしてお相手は、プリンシパルの 矢内千夏さんですもの(^^♪
 
このケミストリーはいかに?
です。

 
さて、冒頭からステップファミリーにいじめられるシンデレラ。

矢内千夏さんは最初から、細かい表情がよく伝わってきます。

表情、とても豊かです。
 

一人でいろいろ想像して、

踊ってみて・・・。

素直で純真な可愛らしいシンデレラです。

 
そしてお姫様に・・・。

 
ガラっと表情が変わる。 

彼女は役になってしまうというか、

役が彼女についてくる感じというか、

最初に皆がイメージしているシンデレラを見事に

裏切ってくれるというか、

彼女のこの役を観たい、と

思わせてくれる人。

 
やっぱり、才能なんだよなあ。 と

思います。

 
 
そして 楽しみにしていた 高橋裕哉さん。

王子様、2幕の舞踏会のシーンで登場です。

 
スマートな、端正だけど躍動感のある踊り。

お顔とが小さいせいでしょうか、

身長が183センチとのことでしたが、

そこまで、大きくは見えなかったけど・・・。

 
う~~ん、感想としては

一人で王子様を踊っているときよりも、

パートナーシップが素敵だったかな。

シンデレラの千夏さんのエスコートの仕方、

そしてパドドゥ。

パートナリングはとってもうっとり観ることが

できました(^^♪

 
この二人のケミストリーは、いいですね!!!

高橋さんのパートナリング、流石ヨーロッパ仕込み!!

 
高橋さんの踊りや雰囲気を拝見したところ、

シンデレラの王子様、というよりも、

なんかほかに、はまる役が

あるような気がするな。。。。

 
なんだろう・・・

すぐ出てこないけど・・・・。
 

ロミオとか。

 
アルブレヒト??

 
う~~~ん、これから彼が配役される役を

観て考えよう!

 
プリンシパルソリストなので、

これからも主要な役を踊られていくはずなので。

 
いろいろな顔をお持ちでしょうから、

楽しみです!

 

この日のシンデレラ ほかの方々

 
辻久美子さんと河合有里子さんのベテランステップ姉妹は

とても貫禄もありましたね。
 
そして勿論、ルークヘイドンさんのお義母さん。

 
何回観ても、笑えるし。

毎回、微妙にマイムを変えている(笑)
 

ロイヤルバレエ団時代から

キャラクターアーチストを長いことされているので、

コミカルな演技で観客は心を掴まれてしまいます。
 

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仙女の戸田梨紗子さん、素敵だった~~~!!!
 

彼女は目立った宣伝はされていないけれど??

とても綺麗で表情のある踊りをする方です。
 
仙女は

シンデレラの亡くなったお母さんが姿を変えた解釈の

仙女ですが、

流石、二羽の白鳥や、ロザラインを踊られる、

存在感の或る彼女。

とても深みを感じます。

 
一幕では、この熊川版シンデレラでは

通常、春夏秋冬の妖精が現れるシーンで

シンデレラの身の回りのものが妖精に姿を変えるのですが、

キャンドルの精の踊りの振り付けが

とても難しく、テクニシャンが配役されるのですが、

マチネでは この日シンデレラの矢内千夏さん、

そしてこのソワレではマチネで 義姉の妹の方を

演じていた、高橋怜衣さんが

堂々と演じていました。

良かったわ~~~!

 
このシンデレラから配役されている、

平野佐代子さんのティーカップ、

ちょっと音楽、遅れていたかな???

ティーカップの精の踊りはとても音楽に乗るのが

難しいと思います・・・

 

あと目に留まったのは、

二人のジェスター(道化)。

ドン・キホーテのサンチョパンサをやらせたら

この人の右に出る人はいないのではという

酒匂麗さん。

ベテラン、いいですね。 

テクニックも素晴らしいですが、面白い!

そして

もう一人、若い本田祥平さんもすごく頑張ってます。

 
あと忘れてはいけません。

マチネもソワレも、オレンジマンとして出演していた、

存在感バッチリの 

バレエジェンツ、 杉野慧さん。

バレエの大きな技はありませんが、

やっぱり、2幕をピシッと締めてくれた感じです。

 

Kバレエシンデレラ 美しさとコミカルさとマジックのハーモニー

 
本当に、この、なんとも ”おもちゃ箱をひっくり返したような” 音楽のおかげ?で、

ディズニーとかでは、素直で美しい娘シンデレラと、

意地悪なステップファミリーの性格の悪さを浮き彫りに描かれていますが、

バレエでは

コミカルで笑えるシーンが同居して、

とても楽しい作品になっているのです。

Kバレエでは特に、ステップファミリーの痛さ加減が、

面白おかしく描かれています。

 
そして特筆すべきは

 
12時の鐘が鳴り始め、シンデレラが元の貧しい服に戻ってしまい、

ガラスの靴を残してお城から走り去るシーン。

 
プロコフィエフの音楽は、12回、その12時を知らせる鐘が

鳴り響くんですが、

これがなんとも、絶望的というか、

悲しい響きなんです。

それに合わせて熊川さんは、今まで美しく舞踏会を彩っていた

人々を

悪魔のような人々に変えて、モブシーンを作っています。

ここは熊川哲也さんのシンデレラの演出の、

いくつかある見どころのうちの、”最高”にあたるのではと思います。
 

美しいシンデレラと

貧しいシンデレラが交互に 人々にリフトされて

最終的には

貧しいシンデレラがお城から走り去るんですね。

ここの照明、人の動き。

マジックを見ているようです。

舞台の上で起こるこの人々がつくりだすマジック。
 

今回も 音楽の臨場効果も手伝って

ここで大泣きしました。

 
あああ、せっかく、シンデレラは幸せになれたはずなのに、

ここでまた、貧しい、いじめられっ子に

戻ってしまう・・・

その絶望感たるや。

 
でも、心配いりません。

この後、彼女は幸せになります。

ステップファミリーもまた、ひと騒ぎやってくれます。

 

さて、

そんな素晴らしいシンデレラも、今回はツアー終了です。

 
今回見逃してしまった方は、

ぜひとも、次回!

 
劇場に足を運んでみてください。

Kバレエのシンデレラは

彼らの公演の中でも1、2を争う

素晴らしいプロダクションです。

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