Kバレエカンパニー

Kバレエカンパニー 白鳥の湖 Winter 2020公演 観に行こう!

目安時間 11分

バレエ大好き南帆です。

さて、今年のKバレエカンパニーは、

くるみ割り人形が東京地域では11月末から行われて、

各地域での公演もあり、無事終了しています。

さて、次の全幕公演といえば。

スポンサーリンク

KバレエカンパニーWinter 2020 白鳥の湖 どんなお話?

 

バレエの演目といえば、バレエをよく知らない方でも、
 
”白鳥の湖” 
 
という演目が頭に浮かんできませんか?
 
白鳥の湖は チャイコフスキー3大バレエの一つで、

とても美しい音楽と、バレエダンサーによる美しい白鳥が

素晴らしい演目です。

バレエを全く知らない人でも、
 

白鳥姫オデットのテーマのオーボエの調べや、

4羽の小さい白鳥の踊り

 
はたぶん、聴いたことがありますよね。
 

白鳥の湖の全体は4幕からできていて、ちゃんと物語があります(^^♪
 

そのあらすじはとてもシンプルですが、

そう、バレエの全幕もののストーリーって、とっても、とっても

シンプル。
 

勿論現実的ではないところも多々ありますが・・・・

そのシンプルなストーリーをダンサーの踊りやマイム、音楽で

とてつもなく深い魅力的な世界が繰り広げられていくのです。

そこは言葉のない世界です。
 

さて、熊川哲也さん率いるKバレエカンパニーが、2020年

1月末から2月頭にかけて、この白鳥の湖を上演します。

 
ざっとストーリーをお話しますと・・・。

プロローグ

 
湖のほとりで美しい娘オデットが花を摘んでいると、
悪魔のロットバルトが彼女を一羽の白鳥に変えてしまう。

 

一幕 宮殿

 
宮殿で王子ジーグフリードの誕生会が行われている。 
皆で踊りを踊り、楽しんでいると彼の母親の王妃が
現れ、明日のパーティで各国の姫を招待してあるので、
その中から妃を選ぶよう言われる。 王妃は王子に
弓を誕生日の贈り物として与えた。

 
まだ早いと躊躇する王子。 パーティが終わるころ、
友人たちにその弓を持って森へ狩りに行こうと誘われる。
空を見ると、白鳥たちが飛んでいるのが見える。

 

二幕 湖のほとり

 
夜の湖に王子は友人たちとやってくる。
そこへ白鳥たちが羽を休めるために降りてくる。
王子が弓を向け撃とうとするとそこへ
美しい一羽の白鳥が現れ人間の美しい娘に
姿を変える。その娘、オデットはロットバルトに
夜しか人間に戻れない呪いをかけられている。
そして誠実な王子に心を開いたオデットは
そのことを王子に告げ、恋をしたことのない
男性が愛を誓うことでこの呪いが解けると
話すのだった。
 
次々に現れた白鳥に王子の友人たちは弓を向けるが
王子はそれを阻止する。
ロットバルトが現れ王子を攻撃する。
オデットに魅せられた王子は
明日のパーティに来るようオデットに告げ、
その場を去る。

 

三幕 宮殿

 
王子の妃選びパーティが開かれている。
そこへは各国の姫君や招待客が来ている。
王子はいつオデットが来るかと気が気でない。
そこへ悪魔ロットバルトが娘オディールを連れて
パーティに現れる。 オディールは黒鳥だが
オデットにそっくり。王子を誘惑する。
王子はオディールをオデットと思い込み
すっかり魅了されてしまい、愛を誓ってしまう。
その瞬間、正体を現したロットバルトと
オディールは高笑いしながら宮殿を去り、
外から見ていたオデットは落胆して去る。
王子はその後を追う。

 

四幕 湖のほとり

 
落胆したオデットが戻ってくる。
王子は他の人に愛を誓ってしまった。
王子が慌てて駆けつけてくるが、
オデットは湖に身を投げるという。
王子はロットバルトと戦うが、
呪いが解けないことを悲観したオデットは
湖に飛び込む。そして
王子も後を追う。
その愛の力でロットバルトは滅びる。
そして二人は天国で結ばれるのだった。

 
いかがでしょうか?
 
ざっくりしたストーリーですが!
 
ミュージカルや演劇は物語を紡ぐのに

歌がはさまったり、言葉で語ったりしますが、

バレエ、は音楽と踊りとマイムなのです。

 
だから踊りがいっぱい出てきます。
 

スポンサーリンク

Kバレエ 白鳥の湖 見どころ

 
バレエファンになってしまえば、

細かいところにこだわって観ます。

ここのこれが観たかったんだよ! とか

それはそれはいっぱいありますが・・・。

 

結局何を楽しんで、どう見たらいいのか、わからない、

というのが、結局バレエは高尚だとか、とっつきにくいとか

いうことだと思うんですけど。

 
ぶっちゃけ、なんでも、いいんです。

心を真っ白にして、観てみると。

 
やっぱりチャイコフスキーの音楽ってなんて素敵なの
 
なんて厚化粧なの
 
なんて素敵に揃っているんだろう
 
舞台装置が美しい!!!
 
この男性ダンサー、イケメンだし観てるだけで楽しい!

 
みつけどころはいっぱいですが、

一応、見どころといわれているところはありますので、

少しあげてみますね。
 

一幕では・・・

 
大勢の若者と王子、王子の友人や家庭教師などが
陽気に楽しく踊るので、まずはそこを楽しんで観てください。
 

二幕
 
ここは結構メインなので、見どころがたくさん。
まず王子とオデットと出会うところ。
ここは音楽が手伝って私はいつも泣いちゃいます。
ここでは24羽の白鳥が登場しますが、
(コールドバレエと呼ばれる群舞です)
そのフォーメーションの美しさも見どころ。
そして王子とオデットのパドドゥ。(二人の踊り)

ただここは、音楽もしっとりなので、眠くなってしまう人も
いると思う。。。
そこはもし眠くなったら、音楽を楽しんでもよし。
 
そして白鳥たちの踊りの中では
あの有名な、 ”4羽の白鳥” もありますので、
そこもみどころですね。

 
三幕
 
ここは結構見どころがありますね。
黒鳥オディールと王子のパドドゥ。(二人の踊り)
これはクライマックスです。
コーダのオディールの32回フェッテ(足をつかずに
回転を続ける)はそのダンサーの技量が
試されます。
今では単に32回転するダンサーは少なく、
ダンサーによってダブルやトリプル、色々な
タイプの回転を入れてきます。
ここはちゃんと起きてて観ないとダメ!!!(笑)
 
あちこちからブラボーが飛ぶところです。

 

Kバレエカンパニー 白鳥の湖 スケジュールと配役

 
ではでは、気になるスケジュールです。

公式サイトに登場してもらいましょう。

 
Kバレエ 白鳥の湖 スケジュールと配役

 
1月29日(水)、1月30日(木)、1月31日(金)、2月1日(土)、2月2日(日)
 
の5日間ですね。
 
そして名だたるプリンシパル、プリンシパルソリストの皆さんがオデットとオディールを

演じます。

 
そう、オデットとオディールは同じダンサーが演じることが多いのです。
 
(違うこともあります。 Kバレエもその時により、違うダンサーが演じることもあります)
 
そう、見どころと言えば、この、静(オデット)と動(オディール)のダンサーの演じ分け

も見どころと言えるでしょう。

 

中村祥子さん Kバレエで最後のオデット・オディール

 
Kバレエで15年ゲストプリンシパルを務めてきた、

世界のプリマ、中村祥子さん。
 
今期でKバレエを退団されます。
 
彼女のはまり役の一つであるこのオデットとオディール。

Kバレエで拝見するのは最後になります。

美しくたおやかなオデットと、

妖艶で力強いオディール。

どちらも素晴らしい彼女、ただ残念なことに・・・前売り券は完売のようで・・・。

(もしかしたら、当日券だったらなんとかなるかも??)
 

成田紗弥さんのオデットとオディール

 
私は矢内千夏さんと小林美奈さんのオデット、オディールは
拝見したことがありますので、今回はあの妖精のような
成田紗弥さん、Kバレエでの初オデット・オディールを
観に行こうと思っています。
やっぱり、演じ分け、の部分が楽しみです。
 

どなたも素晴らしいダンサーですので、特にこの人がおススメ!は
ありません。

 
白鳥の湖、純粋な愛の物語。
 

お出かけになってみてはいかがでしょうか?

スポンサーリンク

コメントフォーム

名前  (必須)

メールアドレス (公開されません) (必須)

URL (空白でもOKです)

コメント

トラックバックURL: 
バレエに関する記事が多めです。
最近の投稿
カテゴリー
アーカイブ
最近のコメント
メタ情報
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。