こんばんは。バレエ好きな南帆です。
”Kバレエ くるみ割り人形 2018″ の最終日に
矢内千夏さんのプリンシパル昇格が発表され、
舞台の感想を書きかけて途中になっていたので、
完結させてみることにします (^^♪
舞台装置、お衣装、
ん~~、 ちょっとくどい
素敵な夢の国でありました(^^♪
Kバレエ創立 20周年ということで、
赤坂サカスから、ホームグランドの渋谷、オーチャードホールへ。
今回は、新鋭のペア、矢内千夏さん、堀内將平さんの回を
拝見しました。
赤坂サカスの時は、小さな会場で、音も録音。
そして今回は、オーケストラ付き、とのことでしたが・・・・。
生のオーケストラの音、にすごくこだわるなら、
勿論そうですが、そして、普段なら、それもいいと思いますが。
こだわって言うなら、
赤坂サカスの時は、くるみ割り人形をクララから取り上げるために
出てきた2匹のネズミが、
会場から登場して、舞台に上る、っていう演出があったんですよ!
それがですね、
前にオーケストラピットがありますから、
それがかなわずに、
普通に2匹とも舞台袖から出てきたんです。
くるみ割り人形って、”クラシックバレエ” ではあるけれど、
子供も観るクリスマスファンタジーなわけだし、
小さい会場ともあいまって、そっちがある方がよかったな(^^♪
なんか、一体感が増すっていうか。
だって、私、今回横13番で、真ん中ブロックの一番端っこ。
最初、
”あ!!!ネズミさんがとおる!!!” って
大喜びしちゃったんですよね(^^♪
でも、すぐはた、と気が付いて。
オーケストラ、あるもん、ネズミ、舞台行けないじゃん、って。 (笑)
まあ、それはおいといて、
一幕のクララのお家のクリスマスパーティのシーンでは、
堀内さん、矢内さんは出てきません。
もう一人の主役、クララは、私が今回拝見したいと
思っていた、大歳千弘さんでした。
スタイルがとてもいい彼女。
初めてのクララだったからでしょうか? 少し力が入っていたかな?
キュートなんだけど、
なんか、もう少し余韻が欲しかったというか、
う~~ん、若さが前に出てきてた感じ。
勿論クララは若いからいいんだけど、
クルミ、のクララは普通の無邪気なお嬢さんではなくて、
+、彼女が少し成長したところを観たいというか。
そして、
テクニックと存在感の見せ所、精鋭の若いダンサーがアサインされる
雪の王と女王、
なんと、寸前になり、私が今回お初で観たいと思っていた、
奥田さんと大井田さん、キャストチェンジ。
(一番下に、キャスト変更のお知らせ、があります)
Kバレエは芸術性に非常にシビアです。
熊川さんが以前おっしゃっていたのは、
”納得できないなら、舞台には乗せない”
非常に厳しいお言葉・・・・。
芸術性、と今回コメントはなかったですが。。。
怪我や病気であれば、その旨、発表されますので、
Kバレエファンは暗黙の了解と捉えていると思います。
いや~~、お二方とも、
素晴らしいダンサーですよ。
奥田さんのテクニックを今回、楽しみにしていたのになあ・・・。
でも!
そのようにキャストチェンジがあっても、
後々バリバリ出世されている、ダンサーの方もいますから!!
頑張っていただきたいですね(^^♪
おっと、雪の国つながりですが、
このシーンの最後の方に、
人間の声でコーラスが入る音源があるんですけど、
今回、オーケストラの生演奏において、
その部分、はいってなかったなと・・・・。
昔ヨーロッパの舞台では、
全てその部分は人間のコーラス隊を用意してたそうですが、
まあ、そこまでは難しいにしても、
何かしらの音源でコーラスを厚く加えておいた方が、
もっと雰囲気が盛り上がったのになとちょっと残念でした。
矢内千夏さんのマリー姫と堀内將平さんの王子
くるみ割り人形として、最初は仮面をつけて登場する王子。
堀内さん、テクニックとか、パートナリングとか素晴らしいバレエダンサーで
いらっしゃるんですけども、
う~~ん、ちょっと王子様としては、どうかなあ???
という雰囲気が一瞬ただよいましたが、
やはり、見事に観客を引き付けてくださったのは
マリー姫とのパドドゥですね。
矢内さんはいつもの通り、
テクニックと、雰囲気をマリー姫として
醸し出していたのでした。
あっぱれ、でした。
ステキでした(^^♪
この写真載せたら、Kバレエの方に怒られちゃうかしら。
熊川さんと一緒に。
まとめ
オーチャードホールへ移ったことで、
舞台装置と演出が多少は変わっていましたが、
え~~!って驚く程のものではなかったです。
逆に、
赤坂の方が上記に書いた演出とかで、
観客がより、舞台に入り込めたような、気がします。
まあ、個人的な感想ですけど。
Kのネズミの衣装は
とてもリアリティがあって、
マウスキングにおいては、ほんとにドブネズミみたいで、
舞台の一番最後には
オーチャードホールでも楽しめる、
ネズミたちのちょっとした演出もあるんですよ。
これは可愛い!
やっぱり、12月にはこれを観ないと、
年は越せないな~~~~という
1バレエファンの感想でありました。
矢内さん、来年も頑張ってください!
来年まであと一年しかありませんから、クルミの予習は今から! それより次はなんだ・・・ぽち。
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