PR

Kバレエ マダムバタフライいよいよ開幕。キャストやあらすじ、チケット情報!

記事にプロモーション広告を含む場合があります。

Kバレエカンパニー
スポンサーリンク

バレエ好きな南帆です。

時の過ぎるのは早いもので、

まだまだ先だと思っていた Kバレエ世界初演、
 
”マダムバタフライ”
 
なんと、あと一週間をきってしまいましたね。

スポンサーリンク

熊川哲也氏率いるKバレエ全幕マダムバタフライ

 

熊川哲也さん率いるKバレエの世界初演の全幕
 
マダムバタフライ (蝶々夫人)
 
最近では熊川哲也さんがご当地長崎を訪問して

その時代を掘り下げたりする

テレビ番組が公開されたりもしましたし、

 
3人キャスティングされた美しい蝶々夫人を伴って

記者会見も行っていましたよね。

 
私自身、原作のオペラを拝見したことはなく、

実はイメージしか存じ上げないのですが、

この作品はタイトルだけは聴いたことがあるけれど、

なんとなく、 ””違和感” をぬぐえない感”

があるなあと思っていました。

 
なんでかというと・・・。
 

この ”蝶々夫人” は日本人女性であるのに、
 
作者はアメリカ人であること。
音楽担当はイタリア人で、しかもオペラ。

 
堀の深い、ヨーロッパ人の女性が、

日本髪を結って、

しかも素晴らしい声でオペラを歌いあげる。
 

そのストーリーと言えば。

 
没落した武士の娘である蝶々さんが、

遊郭で見習いをしていた時に

出会ったアメリカ海軍の兵隊と恋愛。

しかしながら、

その海兵は

 
アメリカへ帰ってしまう。
 
はい、本国に恋人がいて、蝶々さんのことは

遊びだった・・・・。

 
・・・・・

 
・・・・・

 
蝶々さんは海兵、ピンカートンを愛し、

生まれた子供と共にひたすら彼を待ち続ける・・・・。

 

ピンカートンは帰ってこないのです。

 
これだけの情報だと、

はい、昔のお話ですから、

時代背景もありますし、

もしかしたら、

米軍の方たちと何とか結婚して、

裕福な家庭を持つ、というのが、

女性たちの現実的な夢、だったのかもしれません。

 

熊川さんの長崎レポートでは

実際に添い遂げて

一緒のお墓に入っている方もいらっしゃいました。

 

でも、でもですよ!

この蝶々さんの場合は、決して美談ではないですよね。

 

蝶々さんの場合はどうして

ピンカートンを好きになったのかわかりません。

夢を持っていたのか?

果たして打算的であったのか?

それもわかりません。

(すみません、オペラではそのへんも詳しく

描かれているのかもしれませんが)

 
純粋に好きであったのであれば、

これは本当に悲恋です。

 

そしてアホか、ピンカートン! ですよね。

 

”この話は ”東洋のジゼル” だ”
 

と熊川さんがお話しているのを小耳に挟みました。

 
なるほど、そういう考え方もあるか・・・

私はそれもイマイチピンと来なかったのだけれど。

 
なんでかな・・・と思ったときに、

そうか、やっぱりこの作品は日本人の蝶々さんに

スポットを当てているのだから、

 
やっぱり、この悲恋の物語を

日本人の解釈したもので観たい

 
そうした時に

蝶々さんという日本女性が

どんなふうにアメリカ人の海兵に恋をして

一途に生きたのかを

訴えかけてくれるのでは、と思ったのです。

 

熊川版 マダムバタフライ オリジナルストーリー

 
実はオペラのマダムバタフライは、そんなに長く、楽曲も

多い演目ではないそうです。

そこで、熊川さんお得意の演出が各所に散りばめられています。

 

アメリカでのピンカートンを一幕で描いている

 
ケイトという恋人がいるアメリカでのピンカートンの様子が

スポンサーリンク

一幕では描かれるようですね。

彼の人となりを描くことで後半の悲劇の言い訳をするのでしょうか??!

なんてね。

 

そしてオペラでは登場しない ”花魁” という役柄も登場します。
 

バレエではストーリーと少し外れたところで

踊りで ”見せ場” を作ることがあります。

この花魁という役は、

遊女に身をやつした蝶々さんの境遇の象徴のような役ですね。

実際 蝶々さんは花魁とは直接的に関連がなくても

ここで花魁の美しさと豪華さで見せ場を作るのですね。

 
 
そして二幕では蝶々さんとのからみを中心に。。。。

 

熊川さんの全幕バレエの特徴として、

全ての動きに理由があり、

とてもストーリーが分かりやすい。

 

というのがあります。

バレエは言葉がないですから、

例えば全くバレエを知らない人が

いきなり劇場に連れていかれたら、

何が何だかわからないかもしれないです。

 

なので、基本ざっとしたストーリーはおさらいしてから、

鑑賞にお出かけください。

でも熊川版だったら。

多分以上のストーリーだけ頭に入れて行けば

大丈夫じゃないかな。

そこからいろいろな発見をしてみて欲しいです。

 
”あ、なんかこのダンサーさん、すごく輝いてたけど誰だろう”
 
”ここの踊りは音楽ととてもマッチしていて素敵!”
 

あ、そうそう、プッチーニの音楽だけでなく、

ドボルザークの楽曲も採用されて、使用されるようです。

 

マダムバタフライ キャスティングについて

 
蝶々さんは現在売り出し中の ファーストキャスト、

 
”矢内千夏さん”
 
どんな蝶々さんを魅せてくれるのでしょうか。
 

矢内さんについてはこちらでも少し触れてます ↓

矢内千夏さんについて

 

それから、オリジナルキャスト、 ”花魁” も楽しみ。

おススメはベテラン祥子さんですが、

山田蘭さんの花魁も個人的に素晴らしい予感がします。

 
ピンカートンは・・・

この際誰でも・・・ ってことはないですけど、

やっぱり製作から入っている

宮尾俊太郎さんはきっといい味出してくると思います。

ミュージカルとか、テレビのドラマとかでも

研鑽を積まれていますので・・・。

 
あとのお二人ははっきり言ってピンカートンという役が

ちょっとピンと来ないけど・・・
 

でも売り出し中のお二人ですから、間違いはないのではと

思いますけど。

 
あとは 下女役 ”スズキ” の

荒井祐子さん、前田真由子さん、そして

花魁もそうですが、山田蘭さんが配役されています。

彼女は期待できる!!

きっと蝶々さんの奔放ぶりに手を焼いたりする、

いい味を出した役なのではないでしょうかね。

この3人のダンサーからすると、そんな感じです!

 
あとはう~~ん、

是非観に行って見つけてみて欲しいです(^^♪

 

チケット情報(^^♪

チケットはこちらから(^^♪
チケットぴあ
 

マダムバタフライについてはこちらでも触れています↓

マダムバタフライについて

 
マダムバタフライ直前情報 ↓
熊川長崎を行く。開演を目前に控えてメッセージ

 

 

日本人熊川哲也さんが描いた、バレエ全幕 ”マダムバタフライ”

是非お出かけになってみてください。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました