なんだかややこしいタイトルですみません。
私はアキレス腱も切ったことがあるし、足の小指にポットを落として骨折もしたし、
それもみんな50歳過ぎてから、結構怪我してます。
しかも全部左足。
なんだかそそっかしいのか、筋力がないのか、そんな私が
また、整形外科の先生にお世話になる日がやってきました。
どうしてそんなことになったのか、お話しします。
しかもリアルタイム。
ここからどんな感じで回復していくのか、お届けしてみたいと思います。
事故の経緯に迫る:階段でのつまづきと左足捻りの瞬間
一日ある催しがあり、とある会館におりまして、
その催しが終了し、感想を友人と語り合いながら帰途につこうとしました。
もう日が落ちようとしているトワイライトタイムです。
そこは初めて訪れたところで、会館から外に出る階段がイレギュラーな形をしていたのに
気が付かず。 夢中になってしゃべりながら降りていた時でした。
左足が浮き。
次の瞬間、ぐしゃばきっ!!という音が聞こえました。
そして左足を庇ってしりもちをつく形になりました。
この瞬間、
あ、これは・・やっちまった
とつぶやく自分がいました。
すぐ立ち上がって左足をつくと、その外側左半分が・・・痛い。
形状的には、左足を思いっきり内側に巻き込んだみたいな形に
なったんだろな・・・ と思います。
我慢できない程ではないけど、痛い。。。
そう、ちょっと痛いけど、寝れば治るんじゃ?みたいに信じ込ませようとしている
自分がいるくらいの痛さだったんですね。
そこは駅前で多くの人が行きかう場所。
さてどうするものかと考えたとき、
どこかお店でも入ってゆっくり休んで、ってしない方が
いいような気がして、さっさと帰途につきました。
これは大正解。 あたりまえか。
まあここでゆっくり、という人も良く考えたらいないと思うけれど
そこからどんどん痛みが酷くなってきて、それでも歩けたのですが
とりあえず途中の薬局で湿布を買い、何とか家へ。
靴下を脱いでみると、既に足は腫れてきていました。
その時は特に内出血なども見られず。
そして触ると痛いのですが、動かさず、座っていると痛くないんですね。
あまり楽観視せず、とりあえず応急処置をネットで探しました。
打撲・捻挫の処置はR.I.C.E.(ライス)と覚える
Rest………………………安静にする(動かさない)
Ice…………………………冷やす(腫れを抑えたり、痛みを和らげる)
Compression……圧迫する(伸縮性の包帯などを巻き、患部を圧迫する)
Elevation…………上に挙げる(血腫の形成を最小限に抑える)
引用:愛媛大学総合健康センター
まだ自分の症状がただの捻挫なのかどうかわかりませんでしたが、
応急処置として、参考とさせていただきました。
タオルを重ねた上に足を置き、氷がなかったのでアイスノンで冷やしました。
圧迫する、というのは痛かったですし、少し怖かったので特にせず。
冬でしたし、お風呂は一晩お休みしました。
病院での診察結果:診断からギプス装着までのリアルな患者体験
動かさなければ痛くなかったので、夜眠れないことはありませんでした。
はい、翌朝の私の足の状態を見せます。
もちろんあんまり見栄えのいいものではありませんが、こんな感じでした。
↓
↓
↓
左足の左半分が少し黒くなって、腫れてきています。
かかとの荒れは見ないでください~~~(汗)
腫れているのがわかりますでしょうか? きゃ~~、汚いわ(汗)
もともと私の足は指も短く、ずんぐり君なのですが、
両足比べてみると違いが分かりますよね。
爪のお手入れとかできてなくて恥ずかし~~~い
でもありのままをお見せしたくて載せました。
この段階で、指は動かしても痛くない、でも歩くと左側は痛いです。
裸足になるとさすがに痛いので、家の中での楽な歩き方と言えば
”左足を引きずる”
でした。
できるだけ動かさないようにして、寝るときは布団を足元に積んで、
足を浮かせる形で寝ました。タオルとかを積んでも寝相で蹴っ飛ばしちゃい
ますので、お布団のような大き目のものがおススメですね。
足を捻ったら、何科を受診すればいい?
痛みが酷かった段階で私はすぐお医者さんに行こうと思っておりまして、
前にアキレス腱を断裂したときにもお邪魔した、”整形外科” を
受診しました。捻挫や打撲など、足の腫れや痛みがあった場合は
整形外科に行きましょう。
腫れてるけど痛くない、とか痛いけど歩ける、などの症状が出ている
場合は、迷わず受診をお勧めいたします。足は生活の要です。
受診が遅れると後遺症が残ったり、治りが遅くなったりしますので
ご注意を!
そして病院へ。
幸いなことに歩いて10分かからないところに整形外科がありますので、
この日、行ってみてもらいました。
先生は腫れた部分を押して ”これ痛い? これは?” と聞きながら
様子を見ていましたが、
うん、多分ここだな、折れてるかもしれないね。
じゃ、レントゲン撮るから外で待ってて。
と、私の小指側の骨を指して、そうおっしゃいました。
その後レントゲンを撮り、それをまじまじ見ながら、
見て。 五番の骨に亀裂が入っているのが分かるでしょ?折れてますね。
あと、四番も少し黒くなっているなあ・・・
全体重かけたんだねぇ~~~
とのことでした。私の足の捻りは、捻挫に留まらず、骨折していたのです。
ここですね。↓ あまりにも汚いので小さくする
落胆しましたが、私が次に聞いたのは勿論、どのくらいで治るのか、という
ところでした。
足を捻ったら、どのくらいで治るのか??
足を捻ったといっても、痛みが長引かずに湿布を貼って
1週間くらいで治るとか、捻挫のみとか、骨折を含むとか、
勿論その ”重症度”にもよります。
そして、私の場合、判明したのは ”第五中足骨骨折” でした。
読み方は ”だいごちゅうそくこつこっせつ” です。
いわゆる、親指から数えた骨で小指なので五番目にあるので
”第五” 中足骨 なんですね。
なので次をどうぞ。
第五中足骨骨折はどのくらいで治る?
この小指側の骨(第五中足骨、だいごちゅうそくこつ)の骨折は従来下駄履きを履いていた時に挫いてよく
発生したことから、”下駄ばき骨折” と呼ばれるそうです。
そして、この第五中足骨骨折はどのくらいで完治するかというと、↓
下駄履き骨折の場合は、3~4週間のギプスシーネ(半ギプス)固定で手術しないで外来通院によって治療できることが多いですが、骨折のズレがひどい場合は手術になることもあります。
引用:日本骨折治療学会
私の場合、先生に言われたのは
うん、3-5週間。
でした。
でも先生、私、年取ってますけど大丈夫?
うん、大丈夫でしょ
でも、骨がずれてなくてよかったよ。
骨がずれていると、手術しなければならなかったり、
またいろいろな条件が出てくるようですね。
よし、ギプス!!
ギプスだ!
歩けるようにはしてあげるからね
その一声にささささ~~~っと動く、助手の方々。
皆さんベテランの方ばかりで動きが早い、手慣れたものです。
私は長椅子に腰掛け、足をぶらーんと下に垂らした格好でいて、
3人くらいでたたたーーーっと巻いて、巻いて、足にギプスを
装着してくれました。
それが、これ
↓
↓
↓
ちょっと影がある私の足・・・??!
って、こんなです。ギプスを付けた翌日には指まで色が変わってきました。
横から見た図。この黒いのを付けてもらったことで、
一応、ここをついて歩いてもよいことになっています。
勿論段差がでますので、歩く時は、上がったり下がったり、というという
歩行状況になります。
先生から注意事項をもらいました。
✅ 骨のくっつきが良くなるので、適宜に歩くこと。
✅ お風呂に入るときが大変だけど、濡らさないこと。ビニールを被せたり隙間にハンカチを。
✅ もし濡らしてしまったら、強引に何かを入れて拭かない。ドライヤーとかで風を送ること。
✅ むくむので、ギプスを巻いている部位はできるだけ高くあげておくこと。
そして、このままむき出しでは帰れませんので、助手の方が外を歩くように
こんな処置をしてくださいました。
まずサポーターを被せて
所謂スーパーの袋(ゴミ袋)に入れて入口を縛り、セロテープで留める。
これでお外を歩けるようになりました。 もちろん片方靴は履けませんので
持って帰る形です。ただ最初は歩き方も慣れませんので、これでは
踵の部分がすぐ穴が開いてしまいます。
痛み止めと胃薬をもらって、最初の日は終了。
私はつま先の方を下にして踵を浮かせる感じで歩くと少しは歩きやすく
なったと思います。
ただ、このギプスをつけてすぐのうちは
足首の前部分にギプスが当たり、腫れも手伝ってすごく痛かったので、
翌日もう一回行って、ここの部分をカットしてもらい、少し楽になりました。
勿論、折れた部分が痛いのはしばらくどうしようもありませんので、
それはちょっと我慢です。
次の診察は1週間後。
レントゲンを撮って様子をみるということです。
一週間だとそんなに変化はないのかな。
今日のまとめと感想
いやいや、なんだかんだ、ボケっとしているのか、
なんであんな階段を踏み外してしまったのか、
やっぱり悔恨の念が・・
急いだり、慌てたりしたらいいことは何にもないですね・・・
が、まとめです。(笑)
それはそうなんですが、私みたいな経験をしたら、まず以下をおススメ致します。
* ”あ、たぶんやっちまった” の直感は正しいです。
* 応急処置としては凍傷にならない程度に冷やす。そして足を高く上げる。
* 炎症が悪化する恐れがあるので、温まるその日のお風呂はやめておく。
それから、病院へ行くときは患部を余裕で出せる格好で行った方がいいです。
例えばジーパンなどだと、ギプスをした後、脱ぎにくくなってしまいますし、
あげることが大変。
おススメはまくりあげられるスカートですが、抵抗がある方は長いくるぶし
まである広がるタイプのキュロット。これだと足の上の方まで見せなければ
いけなくなったときも余裕であげられますし、脱ぎ着も楽です。
やってしまったものはどうしようもありません。
早く治すべく、気持ちはゆったり持っていきたいと思います。
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