バレエ好きな南帆です。
大人からバレエを始めることを決心されたあなた! 大正解です。
思い立ったら ”今でしょ?” です。
そこで、どんな服装で始めたらいいのか、悩んでいる
んですけどーーー。
ヨガやジムとも違うでしょ?
バレエ独特なものがありそうだし。
とりあえず始めるには、最低限何があったらいいのかな??
レオタードってマストなの?
バレエショップってよくわからないし、皆どこで
買うのかしら?
は~い、わかりました~~~!! それでは一つ一つ、皆さまの疑問にお答えして参りましょう。
・4歳から14歳までお教室でバレエを習っていた
・40歳過ぎてから改めてバレ活を始めた俗にいう ”再開組”
・アラカン。 人生一周回ってバレエのない生活はありえない。
私自身ご縁があってバレエを再開したのが40過ぎでしたので、子どもの頃の経験はあれど、
服装選びには最初は戸惑った記憶があります。
まず、子どもの頃とは明らかに身体が違いますし、知識はありましたが、
さて、どうしよう、みたいな・・・。
大人バレエの世界へようこそ!初心者向け基本の装い
お教室のめどがついている方はそのお教室に問い合わせをしてみるのが
一番ですし、見学をさせてもらえるのであれば、申し込んでみてください。
そして、皆さんがされている服装を参考にしましょう。
基本、バレエのお稽古は
これを念頭に置いてくださいね ^^
レオタードやタイツを身に着けるのは
ここから来ているんですね。
そうなんです。
でも、まったくバレエを初めて始めるという方はこれに抵抗がある方も多いと
思うんですよ。
ですので、先生は10中8,9、以下をおっしゃると思います。
はい、最初はまず体のストレッチをして、基礎の足のポジション、ポールドブラ(手の動き)
から教わっていくので、これで大丈夫!
特に本当に始めるかどうか迷っている人は、これでいきましょう。特に何か買い足す必要は
ないです。 なぜかというと、バレエ用品は例えばレオタード、タイツ、シューズを揃えるだけでも
1万円はかかります。 ただTシャツはだぼっとしたものでなく、身体に沿ったもの
を着てみましょう。 鏡に映って自分のラインがわかります。
ヨガウエアなどを持っている方はそちらで大丈夫だと思います。
バレエを少しずつでもやりたい!と思っている場合、やはり最低限、以下は揃え
るのがおススメですね。
・ボトム(パンツかスカート)
・バレエシューズ
・バレエタイツ
レオタードは勿論、身体のラインが出ます。バレエを習い始めると、レオタードを
着ることがなぜ必要なのか、よくわかると思います。お腹の引き上げ、肩甲骨のライン
など、注意することがいっぱいあるんですね。
そしてボトムですが、小学生や中学生はレオタードにタイツのみを
指定しているお教室も多いです。やはりこれから身体を作っていく
子どもたちは身体の線もくまなくチェックされるのですね。
余談ですが、これを業界用語? では ”ピンタイレオいち” と呼ぶことも
あります。
↓
レオタードとタイツとシューズだけ(履いているのはバレエシューズではなく、
ポアントとも呼ぶトゥシューズです。)
大人の方でもこのままクラスを受けている方もたまにいらっしゃい
ますが、やはり気になってしまう方が多いと思いますので、
パンツかスカートをつけることをおススメします。
そしてバレエシューズ。 これは踊っていくためには必須です。靴下だと
滑ってしまうこともあり、踊りには向いていません。
バレエタイツ、これは普通のタイツでもいいんじゃないの?と思う方も居るかもですが、
まず伸縮性が全然違います。大きな動きをするために抵抗がなく作られています。
バレエタイツってピンク色っていうイメージだけど、
そもそもなんでピンクなの??
バレエタイツがピンクなのは、以下の理由があります。
・ 背景に使われる補色の緑や濃い色合いに対し目立ちやすい。
・ バレエが発展した17世紀フランスで高級な衣装とともにタイツも上品なピンクで統一された。
ただし、近年ではバレエの進化や多様性の観点から、肌の色に合わせたバリエーションのタイツも増えて
いて、特定の肌色に固執されない選択肢も広がっています。
では一つ一つもう少し詳しく見ていきましょう。
注: オープンクラスであればこれらを自分で選ぶことになりますが、お教室であれば
先生がバレエショップからまとめて購入している場合などもあるかもしれません。
(大人の場合はレアだと思いますが)先生からのアドバイスがあれば
そちらも参考にお願いします!
レオタード
もし悩んでしまうようでしたら半袖、黒の上のようなオーソドックスな
レオタードはどうでしょうか? この色をベースにおススメしている
お教室も多いです。 黒はベーシックな色ですので、ボトムに
どんな色のものを合わせても気になりません。 膨張色でないので
少しふっくらした方もスタートアップにいいのではと思います。
このレオタードをおススメの理由 :
今はネット上でもバレエショップも数えきれないほどありますし、デザインもさまざまで
選ぶのに困ると思いますが、
あくまでもオーソドックスといったらこのような感じですね。
これをベースに、自分好みの色や形を検討してみるといいのではないでしょうか?
お店の説明にあるように、サイズをしっかり図ってオーダーしてみてください。
レオタード生地でTシャツのように着る ”レオトップ” という商品が
日本の”ドゥッシュ・ドゥッスウというお店から出ています。こちらはトップス
のみなので、レオタードと比べ脱着やトイレが楽!
ただ、下に引っ張る力がレオタード程強くないので、上半身のお肉を意外と
拾う時があります。
ボトムはバレエパンツや下でご紹介するスパッツ付きスカートを履いてもよ
いでしょう。
何かわくわくしますよね!
夏場はキャミソールや袖のない形、冬は長袖のレオタードもあります。
慣れたら、いろいろ欲しくなってきますよ!
楽しみになりそう!
ボトム
昔子供の頃は私もお稽古がピンタイレオいちだったので、
再開した時にスカートやパンツをボトムに履けるのだ~~!!と
思ったときの衝撃と言ったら!!!
なんておしゃれなの!!
可愛いの!
大人もバレエしていいのねっ!!
と嬉しかった記憶があります。
折角大人なんだから、レオタードもそうですが、素敵なボトムを
選びましょうよ。
バレエパンツ
ボトムはバレエパンツからご紹介していきますね!
サンシャさんのウェスト返し型パンツ。ウェストが自由に折り返しでき、
腰骨で履くとおしゃれです。
あまりだぼっとしていない長めのパンツ
薄いのに保温性あり。
バレエスカート
レオタードにはおしゃれなスカートを纏ってみましょう。
バレエスカートは巻きスカートだと取れてしまうのが気になるかもなので
こんなプルオンスカートはいかがでしょう。脱着も楽ですし、長さは
大人に合いそうな膝丈でグラデーション柄で後ろの長いフィッシュ
テール型がおしゃれです。
こちらは巻きスカートですが、ウェストサイズを気にせずに装着
できます。レオタードをシンプルにして、少し華やかに柄スカートに
したい方へ。後ろが長いフィッシュテール型できれいなラインが出ます。
レオタードの股の部分が気になる方は、こんなバレエスカートだと
気にならないでいいですよね。 スパッツ付きバレエスカート。
バレエシューズ
次はバレエシューズです。
バレエダンサーが履いているポアント(トゥシューズ)は
足が強くなってからでないと履けません。
大人からですと、コツコツと週二位のお稽古で
1年~2年ほどでしょうか? 先生に伺ってみましょう。
形が2種類ある
バレエシューズは大きく分けると足の裏のソールが一枚のフルソール と
上下に分かれたスプリットソール があります。
初心者であれば足の裏のサポートになるフルソールがいいのではと
よく言われますが、これは好みですね・・・ 私は個人的にスプリット
ソールがおススメです。 足の甲が少しでも出て見える方が嬉しいので。
つま先が奇麗に見えます。 足の裏をちゃんと使う必要がありますが!
色はタイツの色に合わせて黒よりもピンクをおススメします。
私が今履いているスプリットソール。履きこんでいてキタナイ(汗)
こちらはフルソールです。
素材は何種類かある
素材はだいたい以下の3種類です。
・つま先が皮タイプ
・全部皮タイプ
長く履いていると布タイプはつま先の方から劣化しますが、
軽くてもたつかないので今は布タイプを選んでいる方が多いと思います。
皮はもちがいいですが、通気性がよくなく、指が使いにくいことがあります。
バレエシューズは汚れても、かなり縮むので、基本、洗いません。
湿気の多い夏や梅雨の時期は臭いがこもったり、カビたりすることも
あるので、マメに日陰干しにしましょう。
劣化して穴があいてしまったりしたら取り換え時ですが、な~~んとなく、
”少し汚れている方が、ちょっとした勲章??”
というところもあったりして・・・
こちらは老舗チャコットさんのフルソールモデル。
タイツと合わせて、同じ色味を選ぶといいと思います。
お色はピンクならロイヤルピンクとヨーロピアンピンクがありますが、
ロイヤルピンクはより桜色に近く、ヨーロピアンは肌色、ベージュに少し近めです。
こちらはオーストラリアの老舗ブロックから、スプリットソールです。
靴下のように軽くなめらかでクロスのゴムがおしゃれでおススメ。
ネットでもかなり詳しく足の測り方が書いてありますが、やはり
初めての一足は実店舗へ出向いてフィッティングをした方がよいかもしれません。
足にフィットすることは非常に大切なんです。
実店舗も後でご紹介しますので、続いて読んでみてくださいね。
バレエタイツ
実はバレエタイツには形が2種類あって、普通のタイツの形の
”フータータイプ”
そして、足の裏に穴が開いている、
”穴あきタイプ(コンバーチブルと呼ばれることも)”
というもので、中級者以上の方用(トゥシューズを履くための足
調整、テーピングその他)という見方もありますが、
初心者の方にも ”穴あき” の方をおススメします。
なぜかというと
・初心者でも準備やクラスで指先を出してストレッチや足の強化をすることがある。
からです。
穴あきタイプ。 足の裏側。。
色はやはり王道のピンクがおススメ。
こちらはバレエ用品老舗中の老舗、チャコット(Chacott)のタイツ。
さすが、大きな動きをしても耐えられるよう、丈夫で、そして伸縮性も
抜群です。
お色はやはりピンクでもロイヤルピンクとヨーロピアンピンクがあります。
シューズに合わせましょう。
お好みでどうぞ。 どちらでも大丈夫!
お値段を少しでも抑えるには?
このような大人セットを購入すると少しお安くなりますね!
メッシュのトップスもついています。
アンダーには何を着る?
レオタードを着る場合、下着として何を着るか、
胸の周りなどもピッタリするし、少し迷いますよね!
実はブラカップの入ったものはあまりありませんし。
ダンサーの身体のラインを崩したり、動きに制約が
出てしまう可能性があるためらしいです。
胸がふくよかだったり、気になってしまう方は
ボディファンデーションと呼ばれるアンダーがありますので、
一つ持っておくといいでしょう。
発表会のお衣装の下には、ダンサーの方も身に着けることが多いです。
いくつかご紹介してみます。
バストカップを入れるためのポケットもついています。
背中がローカットなレオタードもOK.
バストカップは別売で購入できます。
トップだけのものもあります。ブラカップは内蔵済で便利。
取り外し自由。背中のローカットなレオタードを着るときは少し気になる?
胸回りはプロのダンサーさんは気にしない方も多いです。
ちなみに、私もレオタードの下は何もつけておりません。。。
なんか、すごい解放感があります!
あ、ショーツは履きます。
ショーツも肌色に近いものがあります。レオタードの腰回り
に配慮して作られたものもあるので検討してみてはいかがでしょうか?
老舗のバレエショップ ”シルビア” さんから。
そのほか知っておくとためになる補足情報
身体を冷やさないために
スタジオは室温の調節はきっちりされていると思いますが、
クラスの前に身体が温まるまでは上記だけでは寒いと思うかも
しれません。その場合は状況に応じて以下を準備しておきましょう。
ウォームアップ
お金をかけたくない方はレオタードの上にピタTシャツで大丈夫です。
でも、おしゃれなウォームアップもいくつかありますのでご紹介
しますね。
トップスはこんな感じ、いかがでしょうか?
スタイリッシュでおしゃれ!売れ筋です。 暖かくてラインを邪魔しません。
こちらも特別な加工で薄くて体のラインを隠さず、温めてくれます。
あとは脚の冷えに、レッグウォーマーを。
薄手でもよく伸びるので持ち運びも苦になりません。
かわいいウェアで有名なドゥッシュドゥッスウから。
もちろん動いて身体が温まってきたら、脱いじゃっていいんですよ!
あとこれは先生が着ているのを見たこともあるんですが、
ユニクロのハイネックのヒートテックを着て下にスカートを履いている
パターン。 ユニクロのハイネックは身体にフィットしてますし、
温かいし、腕もきれいに見せてくれるので良いとは思いますが、
生徒さんたちは動くので、最後までヒートテックを着ているのは
いささか暑いんじゃないかな~~と思います。
体系に合ったレオタード
大人しいレオタードじゃなくて、私は形から入りたいのよっ!
とか、
もう少しレオタードのおススメが知りたいな~~
という方は、以下のチップを参考にして探すのもいいかもですね。
身体にぴったり沿いながら、女性らしい丸みを出すレオタードがよいのでは
ないでしょうか?
パフスリーブと胸元のギャザーが可愛いレオタード。
まとめ
バレエをこれから始めたい大人の初心者の方のために
最低限ひつようなアイテムと少し補足をお伝えしました。
最低限必要なのは
・ボトム(パンツ・スカート)
・バレエシューズ
・バレエタイツ
でしたね。
行きたいお教室を見学させてもらって
来ている方々がどんなレッスン着でいるか、というのも観察するのが
よい方法! そして少しずつ買い足していけばいいのです。
始めてみると自分の好きな、そして似合う、”自分が気分の上がる格好”
というのがわかってくると思いますので、
洋服を選ぶのと同じ感覚で、楽しみながら選んでみるのがよいのでは
ないでしょうか?
疑問があったら、先生になんでも聞いてみましょう。
では代表的な実店舗のあるバレエショップのリンクを最後に
ご紹介しておきますね。皆歴史があり、少しお値段はお高めです。
老舗のバレエショップ
以上は大都市にはなりますが店舗があり、シューズの
フィッティングにも対応してもらえます。
今はお忙しい方々のためにネットショッピングも充実していますので
迷いながら自分に合ったコーディネートを楽しめるといいですね!
素敵なウェアで素敵なバレエライフを♪
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