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アキレス腱断裂の原因について話します!予兆はあった?症状は?

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大人バレエ
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バレエ好きな南帆です。

私は子供のころ10年バレエを習っていて、その魅力が忘れられず、

40歳を過ぎてバレエを再開、”大人バレエ” を楽しんでいます。

 

50歳を過ぎたある日、あ、言っちゃいましょう、53歳の時、

その日は突然、やってきたんですよね。

1週間に1回のレッスンを受けたり受けなかったりしていたころ、

 

左足のアキレス腱を全断裂してしまったんです。

 

どのような経緯だったのでしょうか?

そして、大好きなバレエは再開できるようになったのか?

お話していきたいと思います。

2017年2月にそれは起こりました。

 

現在の段階でもうかなり経っています。

2024年の段階でもう7年ですよね。

 

南帆
南帆

バレエ、もうかなり前から再開していますよ~~!
50過ぎてアキレス腱断裂しても、やってます。

性懲りもなくって言わないで!

 

 

アキレス腱全断裂の原因は大人バレエ。53歳の時でした。

 

ではとりあえず、それがどうやって起こったか、

お話してみますね。

 
私は子供のころバレエを習っていて、

下手くそだけど、身体だけはなんとなく柔らかくて、

年をとっても、怪我という怪我や痛みとは無縁でした。

(まあさぼったときの筋肉痛はあったけど)

 

40代早くから再開して、週一でしたが、コツコツ

お稽古は続けていたので、まさか、という感じでしたね。

それは、御年53歳の2月のこと。

 

習っていたスタジオの九州支部で、バレンタインイベントが

あったんですよ。

 

基礎初級クラスの生徒にパドドゥを教えてもらえるイベントが。

 

* パドドゥってなに?
一人で踊るのではなく、男性と組んで二人で踊ることです。
普通は大人バレエでパドドゥの指導をしてもらえることは殆どありません。
それほど高度なスキルを必要とします。
 
 

今でこそ、

大人にも、パドドゥクラス体験、の門戸は少し開かれているかもですが、

昔バレエをやっていましたとは言うのが恥ずかしいくらいの

へたっぴ生徒としては、
 

パドドゥなんて夢の夢。

 
関東地方に住んでいたにも関わらず、飛行機に乗って、出かけて行ったわけです。

二日間のそのイベントは、
 

 

クラスを受けた後、一日目は ”ジゼル” から、”ペザントのパドドゥ”
 
そして二日目は、なんと、憧れの パリの炎
 

 

勿論、かなり易しくはしてあるのですが、まあ、嬉しかったこと・・・・。

男性と組んで踊れるなんて、やっぱり、バレエファンにとって

こんな究極の喜びはありません!
 

 

一日目、無事終了。

そして二日目も、ピルエットも問題ないね、と言ってもらい、ワクワクしていました。

 

* ピルエットってなに?
身体を軸にして小回り(回転)すること。男性と組む場合は男性に腰に
手を添えてもらって多く回ることがある。

 

順番が回ってきて、男性の先生と組んで、あの、フィリップとジャンヌの、

腕を組んで、ジャンプでスタートするところから始まったんですよ。

あの、ジャンプですよ!

 

下の記事の私の好きなグランパドドゥ一位、パリの炎の一番頭です。

 

そして、

飛んで、

着地したとたん、
 

ぼんっ!!!!!

 

という、あの、例えれば、カップ焼きそばに入れた

煮えたぎったお湯を

流しに捨てたときのような、あんな、音。がして。
 

南帆
南帆

えっ!!? 

 

私は思わず、誰かが押したのかと思って止まって

振り返ってしまいました。
 

 

いや、そんな人がいるわけない。

一瞬、時が止まり、皆が私の方を観ました。

それだけ、音は大きく響き渡っていたんですね。

 

ペアを組んでいた先生はすぐ、ものごとを察して、抱えて

スタジオ外のベンチへ座らせてくれ、とりあえずクラスへ

戻っていきました。

 

そして、私は。

事務の人に足を冷やされて、しばらくじっとしていました。

いやはや何が起こったんだか。

アキレス腱が切れたときはすごい音がする、っていうのは

聞いたことがあったので、
 

 

南帆
南帆

まさか、切れちゃったのかな

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とぼんやり、考えたりしてました。

左足はその時自分でも何となくまずいと思ったのか、

まだ、床についていませんでした。
 
 

不思議なんですけど、

なんだか足に全然力は入らないんですけど、
 

全然痛くはない、のです。
 

長いような短いようなクラスが終わった後、

先生はおぶって、更衣室へ連れて行ってくれました。

 

なんとか着替えを済ませると、

事務の方が近くの病院へ電話してくれて、予約を取ってくれ、

タクシーを呼んでくれ、

私をそのタクシーへ放り込んでくれました (笑)
 

いや、笑い事ではないんですけど (笑)
 
とにかく心配してくれて、

周りの生徒さんたちも、

 

”大丈夫~~~?気を付けて帰ってね~~”

”また来てね~~~”

 

とか言って送り出してくれたんです。

けど、
 

私は一人になりました。 (げ!)
 
 
全然土地勘のない場所。

初めて来た九州で、

足、たぶん、アキレス腱切れちゃって、

全然知らない、病院に連れてこられちゃった。

タクシーを下りてけんけんしながら、

なんとか、病院の玄関を入り、

 

南帆
南帆

”すいませ~~ん、脚が、アキレス腱切れてるみたいなんですけど~~” 

 

と大声で叫んだら、

当直の人が来てくれました。

(どうやら救急病院っぽかった)

 

外科の先生がいない、と言いながら、とりあえず紹介状を書いてくれ、

(内容は アキレス腱断裂の疑いあり)

シップ貼って添え木をして、包帯巻いて、松葉杖を持たされて、

お会計まで何とかいきました。

さてそこからが大変。
 
 
(あれ?これ、アキレス腱断裂の治療とかのお話なのに、

なんだか、そのいきさつを書く方が

楽しくなってしまった・・・。

すみませんが、もう少しお付き合いください)
 

 

私はこの日の夜19:00台の飛行機で帰ることに

なっていたので、

幸いなことにレッスンに出る前に、空港に、既に大荷物は

預けてきていたんですね。

なので荷物は最小限でよかったのですが、、、

 
 
どう考えても、簡易治療をして空港に向かっても、

その時間に間に合わない。

病院から空港へ電話。
 
 

南帆
南帆

すいませんけど、一便、遅らせてもらえませんか?

 
翌日がもう一日祝日だったので、

いざとなったらもう一泊泊まることも考えました。

が!

それならば空港に預けた荷物を20:00迄に

取りにいかなければ、空港が閉まってしまうとのこと!

もう、絶体絶命のピンチでした。
 
 
さてどうなったのでしょうか?
 

なんと、もう一便、21:00台の飛行機がありました。

席があるかどうかわからないけれど、

とにかく空港へ来てください、と言われたんです。

 
病院で慌ててタクシーを呼びました。

もうその時既に最終便までの時間さえも、足りなくなって

いました!!

 
病院にタクシー到着。

病院スタッフの方に手伝ってもらって、慣れない松葉づえで

タクシーに乗り込む。

 
空港はそこから20分ほどでしたが、

やたら長く感じました。

空港に到着してタクシーを降りてから。

松葉づえを使って歩こうとしても
 

前にぜんっぜん進まない!!!

 
”とにかく早く空港内に入らなきゃ”
 
何とか空港の自動ドアを入ると、

とりあえず近くにいた空港スタッフらしい人を

大声で捕まえました。
 

 

南帆
南帆

すいませ~~ん!! 歩けないんですけど、飛行機に

乗りたいんですっ!!!

 

人の優しさに触れましたね。

若い優しそうなお兄さんが、

すっと、車椅子を出してきて、ずっと押してくれました。

そしてカウンターで飛行機を確認。

便に空きがあることも確認できました。

車椅子のままバスに乗り、

飛行機のタラップのところまで来ると

荷物のように、ぐい~~~~ん、とそのまま釣られて

機内へ。

そして無事、機内の人となったのでした。

機内では申し合わせたようにフライトアテンダントの方が

前の方の特別席に座らせてくださり。

そこでも優しくしてもらって、半泣きになっていました。
 
 
飛行機に乗る前、私は家族へ電話をして、

羽田まで車で迎えに来るように頼んでいました。

羽田空港へ着くと、

待機してくれていたグランドスタッフの車椅子に乗り、

私は家族の待つところまで、

連れて行っていただけまして、

車で家に帰ることができたのでした。

 
あああ、

なんという旅だったのだろう・・・・

しかし、

慣れないと、

松葉づえって、全然使えません (涙)

すぐ疲れちゃうし、わきの下痛いし。

 
 
しかしながら、飛行機会社のスムーズな連携サポートには

本当に感謝したその日でした。

もちろん、急にアキレス腱を切った私に適切な応急処置を施してくれ、

病院を予約し、タクシーを呼んでくれた、バレエ教室の方々にも・・・。

勿論救急病院の皆様にも。

人の優しさ、嬉しい。ほんと嬉しい。

 
ほんましんどかったわ・・。
 
 
では次に続く。

 

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