バレエ好きな南帆です。
初めて、バレエ鑑賞したいと思っている皆さん、
こんにちは!
Kバレエがあのバレエ全幕の王道、
”白鳥の湖”を
3月下旬に上演すると以前お知らせしていました。
チケット、取りましたか ?(^^♪
日にちが近づいてまいりました。
Kバレエカンパニーは団のサイトで
リハーサルの写真や動画を公開しています。
豪華な舞台装置と、煌びやかな衣装、そして素晴らしい
オーケストラの生演奏、と
舞台上は現実離れした夢の世界になるわけですが、
その舞台が生きるかどうか、にかかっているのは
演じるダンサーたちに他なりませんので、
地道なお稽古と、リハーサルを彼らは日々
繰り返しています。
今回、白鳥の湖のリハーサルもアップされましたので、
是非、本番を初めてご覧になる方のために
ご紹介してみようかなと思います。
以前、白鳥の湖のストーリーはざっとご紹介いたしました。
中でも、2幕の王子とオデット姫の舞と並んで
クライマックスとも言える見せ場が、
”王子と黒鳥オディールのグランパドドゥ”
Kバレエカンパニーの場合は悪魔ロットバルトも踊りに参加しているので、
”グランパドドゥ” ではなく、”グランパドトロワ” と
呼ばれていますね。
悪魔ロットバルトは王子が白鳥姫オデットに愛の誓いをするのを
妨げるべく、オデットより先に
娘の黒鳥、オディールを連れて”結婚相手決め”パーティにやってきます。
”グランパドドゥ” とは、
1. 最初に男女で組んで踊るアダジオ
2. 男性ソロ
3. 女性ソロ
4. 最後にまた二人で踊って閉めるコーダ
から構成されていますが、
ここでのリハーサルはその
”グランパドドゥ(トロワ)”の中でも、
1. 最初に男女で組んで踊るアダジオ
にフォーカスされています。
そして最後にオマケとして、
4. 最後にまた二人で踊って閉めるコーダ
も披露されています。
出演している3人はまだとても若く、これから、どんどん伸びていく
方たちですね。
王子役の栗山廉さんとロットバルト役の杉野慧さんは
とてもイケメンで、 ♡
Kバレエカンパニーの中でも男性ダンサー精鋭の5人組の
”バレエジェンツ” というユニットのメンバーです。
そしてオディール役の矢内千夏さん。
彼女には私は身震いするほどの感動を覚えます。
とても若い方なのですが、
既に ”踊り” の域を超える踊りによる表現力をお持ちです。
バレエの場合、
男性は高く飛び、いっぱい回る。
女性は振り付けを美しく踊る、
これでだけではだめなんですね。
ある番組でKバレエのプリンシパルの方がおっしゃって
いましたが、
”テクニックも含め、踊れるのは当たり前。
例え一人で何の舞台装置もないところで踊っても、
周りの景色が見えてこなければいけない。
そこへお客様を引き込む力がなければいけない。
白鳥の湖で言えば、王宮だったり、
湖のほとりだったり。
それができる人だけが、その役をつかむことができる”
うむ、まさにその通りと思います。
奥が深いのですね。
矢内千夏さんは若くしてその役を勝ち取りました。
前述しましたが、
白鳥の湖、は主役のオデットとオディールを
同じダンサーが踊ることが多く、その対比も
見どころの一つになっています。
このリハーサルでは、ロットバルトがオディールと組んで、
純粋な王子を誑かして??いる様子をとてもよく、
表しています。
しかしながら、2幕で観ることのできる 矢内さんのオデットは
とても同じ人とは思えない、しなやかで、儚い白鳥姫ですよ。
そして、表現力のお話をしましたが、
やはり、バレエならではの注目すべき素晴らしいテクニックも
このリハーサルの中に含まれています。
一つは矢内さんのバランス。
最後の方にバレエマスターの遅沢さんが
お腹の、丹田の下からくいっと引き上げるように、
と指示を出されている、アラベスクバランスがあります。
これはそのバレリーナのバランスの力量が試されるシーンです。
もう一つも矢内さんの、コーダの
フェッテアントゥールナン。
フェッテ(鞭)のように打って足をつかずに
32回転します。
ここで多いに盛り上がるのです。
皆さん、どうぞ、手拍子は絶対せずに、
拍手でたたえてあげてくださいね。
ではそのあたりも加味しながら、
Kバレエカンパニーのリハーサル映像を楽しんでみてください。
そしてそれを頭に入れつつ、
本公演も、多いに堪能してくださいませ。
(動画はKバレエカンパニー公式Facebookサイトよりお借りしています)
矢内千夏さんももちろん素敵ですが、
かの世界的なバレリーナ、中村祥子さん、
素晴らしい美しさの 浅川紫織さんも踊られます。
まだチケットを取っていない方、
急いでください~~~~ (⌒∇⌒)
詳細は こちら
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