約一か月前になると、引っ越し業者さんから電話がかかってきます。
そして電話でどんな荷物を、どんな荷姿で送りたいか、の聞き取り
をされます。引っ越し業者さんによっては実際家まで来て、大体の
荷物の分量の見積もりをされる業者さんもいらっしゃるようです。
私は留守宅を残していくのもありましたし、整理整頓が得意なタイプではないし、目指せ引っ越しミニマリストの気持ち満々になっていました。
ラッキーだったのは、早めに赴任先に入っていた主任が少しだけ
住んでいた為、メインの収納場所の奥行と幅、高さを聞いておけたので、
手持ちの衣装ケースと、邪魔になっていた小型のタンスをそこに置ける、と
目星がついていたことでした。
簡易な衣装ケースは(むしろ重くないので簡易な方がいいです)
洋服を入れたまま納める事ができますので、整理の手間が省けます。
ハンガーにかけたまま運んだ方がいいスーツや洋服もその旨を話せば
個人用の、コンテナのようなものを当日都合してもらえますし、
まず、持っていくものの目星を立てて、こう運んでもらおう、という
イメージを自分のなかでざっくりでも固めておきましょう。
今回私の引っ越し業者さんは電話の聞き取りだけでも
分かって頂けました。
結局私は聞き取りの際、以下のような情報を用意しました。
- クリアな衣装ケース二つ(3段で構成されている、たたんだ洋服入り)
- 木製のタンス(1m x 1m x 1m位)が一つ。(洋服は少し入れる)
- スーツ用コンテナを用意してください。
- こたつテーブル一つ。(テーブルが備え付けてあるかどうか、不動産屋さんに確認した方がよいです。ウィークリーマンションとかですと、備え付けられているパターンが多いですが、アパートですと、無い場合もあります。ない場合、ご飯とか、立ちながら、もしくは、地べた?で食べる事になったりします。
- 自転車一台。
- 布団セットあり。(ベッドマット、掛布団2枚、枕、タオルケット)
- 後は食器、洋服、その他備品を入れる段ボールを下さい。
最後の段ボールの数ですが、最低一年居る場合は勿論全季節の洋服が要りますし、
かさ張るものにするのか、仕事の内容、個人の嗜好によってもはっきりと言えないところがありますが、前述したとおり、荷物は少ない方が圧倒的に楽ですので、
(私がずぼらなだけですね!)
家の装飾品等は一切持って行かない、服は薄手で、上着も1~2着。
あとは現地で入手する等ケチケチポリシーでお話したら、
“では、Sサイズ10, Mサイズ10お届けしますね”
ということで、
数日後、
Sサイズ(約35cm x 40cm x 35cm)段ボールを10個、それよりさらに大きい
Mサイズ10個が届きました。
それにはガムテープ1ロール、緩衝材代わりのプチプチ、包装紙も同梱されていました。
さて実際の梱包です。
二つの衣装ケースには、たたんで入る洋服を季節別に分けて入れました。
冬物は多少、かさ張りますが・・・。
クリアケースの場合は外から、ぐちゃぐちゃに入っているかのように
見えてしまって嫌だという人もいるかもしれません。
私はあまり気にしないので(汗)入れてしまいました。
ただ、下着とかですと、流石に・・・でしたので、段ボールの方へ移し替えました。
木のタンスには殆ど物は入れず。タオル等を少し入れたくらいです。
タンスは新居で運び入れるのに、重さやサイズで大変なこと
もあります。 引き出しを一つずつ出して運ぶこともあるかもしれないので、
あまりものを入れないのが得策でしょう。
さて、段ボールのほうですが、こちらはクリアケースに入り切らなかった
洋服と、備品(食器、洗剤系等)を少しずつ詰めていきます。
カップやお皿は送られてきた包装紙で軽く包めばOK.
100均で入手しておいた落としても割れない食器は気を遣わなくて
いいですね。
新品の家庭用洗剤はそのままでも大丈夫ですが、心配ならば口のところを
ガムテープで覆っておきます。
洋服はやはり直置きだとなんなので、プチプチを底に敷きました。
そして、私はスーツが形状記憶だったので、ハンガーにかけたまま、
衣装袋に入れて、段ボールへ折って入れてしまい、結局リクエストした
スーツ用コンテナ―は使用しない事になりました。
スーツを何着も持っていく方、洋服が多い方は本当に大変ですね。
私は制服がありますので、その辺も助かっていると思いますです。
結果的に、荷物は以下のようになりました。
- クリア衣装ケース二つ(1個3段重ね)
- 木製タンス一つ
- 自転車一台
- こたつ付きテーブル
- 布団セット一つ (大きな布団用の袋を用意してくれました)
- Sサイズ段ボール4箱
後々他のメンバーにも確認しましたが、段ボール15個とか、7個とか、
やっぱり様々です。
一人暮らしの方は育てていた観葉植物を全部持ってきたりとか、
傷んでしまうので調味料関係も全部持ってきたとか、
やはり事情はそれぞれですね。
出来るだけ自分が心地よい環境で過ごしたいから、家具、装飾品等も
自分が満足できるものを運び込んでいる人もいるわけです。
私は家では物が増えすぎて、そして子供の成長に従ってその都度違う種類の
ものも増えていき、そしてそれを処分し損ねて狭い家に住んでいるという
感覚が否めなく、ごちゃごちゃしていると散らかって掃除もしにくくなる息
苦しさがたまらなかったので、今回は迷わず最低限のものだけ、と決めていました。
例え殺風景になっても、ミニマムで過ごそう、と決めていたので、
こんな感じになりました。
段ボール箱の表には、何が入っているか、簡単に書いておきましょう。
引っ越し先に何部屋もある方は、どこの部屋、場所へおいてほしいか、
等も役に立つと思いますし、すぐに使用したいものについては
“すぐ使うもの”という記述をするのも便利だと思います。
壊れやすいもの、取り扱い注意のものにはその旨もわかるよう、簡単に
書いておきましょう。
さて、その後どうなったでしょうか?
乞うご期待ください。
“初めての引っ越し”みたいですね!
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